ヤムチャ・レクイエム 
       〜最後の聖戦〜
 


【第30話】 戦闘狂どもの絆


「…悟飯の気も消えた……。ど…どういうことだ!?まさか…そんなに……」
ベジータは悟飯たちとは別の場所で天津飯の駆除を行っていたが、ゴテンクス、悟飯と立て続けに気が消えていったのに慌てふためいた。
天津飯たちにはまだまだ見えぬ底力があるようだ。いきなり逆転されることもありうるというこだ。
ベジータに焦りと精神的な疲れが見え始めていた。

「ベジータのヤツ、負けるかもな……」
ベジータの様子を遠くから観察するヤムチャとジース。
「なに!?どういうことだ?圧倒的にベジータの方が強いじゃないか」
「何か知らんが、ベジータのヤツ勝負を焦っているみたいだ。体力はまだまだあるようだが、精神的に追い詰められている感じがする。
それに天津飯たちはその気になれば30分で倍増するからな……」
ヤムチャはこれチャンスかもな、と最寄の町に向かった。もちろんジースも金魚の糞のようについていった。

ヤムチャの言うとおり、ベジータは勝負に焦りすぎて気を消耗しすぎていた。

「はぁはぁはぁくそっ!こんなゴミごときにオレ様が……はぁはぁ…」
ベジータは上空で気弾を撃ちつつ天津飯を迎撃していたが、覚悟を決め地上へと降りた。

「こうなりゃ………肉弾戦だ―――っ!」
天津飯の群れの中に突っ込んでいくベジータ。

「ぅおおおおおおおおーーーーーーーっ!」

「ぅがぁぁぁぁぁぁぁあーーーーーーっ!」

ベジータと天津飯たちが衝突し、激しい衝撃が走る。

ぐちょっ!どぐちゃっ!べきべき!みしっ!!

ベジータの一撃で天津飯たちの肉片が空を舞う。血が噴出す天津飯、腕がふっとぶ天津飯、足がもげる天津飯、顔が変形するまでボコられる天津飯、内臓を口から吐き出す天津飯、間違って内臓から口を吐き出す天津飯、小便、うんこetc…。
ベジータも、顔を殴られ、蹴られ、ぶたれ、噛まれ、なでられ、くすぐられ、なめられ、もまれ、さりげなく玉をさわられ、額にラクガキされ、アナルに指を入れられ…それでも天津飯を殴り続ける。
地獄絵図と化す戦場だが、ベジータも天津飯もいつしかに恍惚とした表情に変わっていく。
戦闘バカにしか分かり合えない究極の境地。戦いの中にしか喜びを見出せない男たちの悲しい性。極限の精神状況の中で芽生えた友情にも似た感情。
それらが交じり合い、狂気の渦がいっそう激しく踊る。
彼らはまさに楽園の中にいた。
すいません。何書いてんだかさっぱりわかりません。

ついに50000人を超える天津飯との殴り合いにベジータの力が尽きた。超サイヤ人もとけ、普通の姿になってしまう。
ここぞとばかりに天津飯たちはベジータの服をすべてやぶりすてた。そして×〇9gpげ^−3^04だsf。v@^¥0−4!!!!!

「やめろ!!いたっ!いたたた!バカやろっ!!そこ…そこだけはやめろ!やめてくれーーーーっ!
サイヤ人の王子であるこのオレがぁぁぁぁーーーーっ!そんなものが入るかァァァァァ!!!いたい!いたいよ!た、たすけてくれーーーーっ!
カカロットーーーーーーー!!!おぐっ…おごごごっ!
ひ…あひぃぃ!あへっ!あひぃぃぃぃーーーーーーっ!
お前がナンバーワンだぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!」
ベジータの絶叫がこだました。

パシャッ!パシャッ!!

その様子を上空からさきほど買ってきたカメラで撮っているヤムチャ。

「へへへ。これでヤツをギャフンと言わせられるぞ!
それにしても凄惨な光景だな。あとでネットにもながそー。ブルマにも見せてやろーっと」


目的を果たしたヤムチャはジースとともにプーアルの待機している自分のアジトへむかった。


その頃、チャパ王は警察につかまっていた(メンドくさいのでもう出番おわり)。


天津飯;現在31466人




次の話へ
インデックスへ戻る
トップへ戻る