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ハンター・ヤムチャ

第1部 

 

227 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:03/07/28 17:38 ID:???
天下一武道会でゴクウとマジュニアとの戦いが終り、地球に本当の平和が訪れた。
強者達もそれぞれの道を歩みだし、のほほんとした日々を過ごしてる
そんな時代に、一人の若者が恋人と楽しく食事をしていた。

「はーいヤムチャ食事よーーー」
優しい声を出しながら恋人に食事ができた事を
伝える女の人の手にはキュウリ一本。
「おいおいブルマ、俺達はわざわざそんな事言わなくても
わかる間柄じゃないか、なんつーの俺達の間には
決して埋まらない溝があるっつ−か」

そういいながら男はどうにかして女を挑発する言葉を模索していた。
少し前、恋人の誕生日が近いと言う事を忘れて、
有り金全部、プーアルが好きなケーキに次ぎ込んでしまい、
どうしようかと悩んだ挙句、台所にあったキュウリをプレゼント。
自分の気持ちが相手に伝わりすぎると言う事は良くある事だ。

そんな熾烈なバトルが繰り広げられている頃
カプセルコーポレーションの庭で、
ブリーフ博士がシェンロンを呼び出していた。
「わたしを地球の王にしてくれ」
そして、ブリーフは地球の王になった。

続くかも

 

236 名前:ハンター・ヤムチャ[sage] 投稿日:03/07/28 22:45 ID:???
第二話「パッチンガム」

ブリーフが王となり地球がめまぐるしく動き出そうしている時代
これからの時代の主人公となる若者は恋人とデートをしていた。

「ねえヤムチャ喉かわいたからお茶にしない」
「ああ俺もそう思ってたところだ、そこの喫茶店に寄ろうぜ」
店の名前は「ぱいなつぷる」子供の頃を何故だか思い出してしまう店名
なんで思い出してしまうんだろうとヤムチャが物思いにふけながら店に入っていった。
店に入るといかにもまじめそうな店員が出迎えてくれた。

「いらっしゃいませ、ここは小粋なジャズ喫茶ボットン便所の良い所」
思い出した、確か階段の遊びでグーで勝つとグリコ、チョキで勝つとチヨコレイト、
パーで勝つとぱいなつぷるって言いながら文字の数だけ階段を上る遊びがあったんだ。
「じゃあブルマ大事な事は思い出したしこれから遊園地行こうぜ」
「いいわね、私丁度行きたい遊園地があったのよ」
そういいながら出ていく二人の背中をみながら店員が呟く

「ガムパッチン」

 

237 名前:ハンター・ヤムチャ[sage] 投稿日:03/07/28 22:46 ID:???
店員がそう言った途端ヤムチャの頭に何かが貼りついた
次ぎの瞬間バチンと言う大きな音と共に
ヤムチャは店の外まで吹きとび、向いの道路に駐車していた車に激しく衝突。
ヤムチャは不意打ちをくらい思ったよりもダメージを食らってしまった。

「なんなんだ」
何が起こったんだ、混乱している頭を必死で抑えて
ヤムチャはとりあえず状況を整理してみた。
俺はあのボットンの店にいた、だが俺はいきなり吹っ飛んだ
しかも後頭部がズキズキする
と言う事は、誰かが俺の頭に強い衝撃を与えただから吹っ飛んだ
だがしかし、近くにいたのはブルマとボットンだけ
だが、ブルマは横にいたから、
後頭部にダメージがあるのはおかしいと言う事は

「そうか、お前だったのかテンシンハン
しかし、お前まさかブルマに変身してるとは
あれだろ?あの肩から腕が生えてくる奴で後ろから俺を攻撃したんだろ
久しぶりだな元気に朽ち果ててたか」
めいっぱい混乱しているヤムチャを尻目にブルマと店員は戦闘態勢になっていた。

「貴様何物だ、さっきの攻撃ただものではないな」
ブルマの鋭い眼光と言葉が店員を貫く。
「ふん、天下一武道会出場者と言ってもこれくらいか
それでそこの女、貴様こそ何物だまあいい、俺の名前はベジータだ」
店員A改めベジータは強い眼光をブルマに向けていた。

続く「次回はぶりーふの野望」

 

274 名前:ハンター・ヤムチャ[sage] 投稿日:03/07/29 23:00 ID:???
3日後、神様の神殿。
なんとかあの場から逃げられたたブルマとヤムチャ
その数日後、クリリンから神様が話しがあるというので
2人とも神様の神殿に来ていた。
そこには他のZ戦士達もいたのだが、皆包帯が巻かれていたり
ギブスしていたり散々な状態であった。

「今日皆に集まってもらったのは、他でもない君達のもとに謎の戦士達が現れたはずだ」
そこでテンシンハンが間髪いれずに神様に言った
「神様、その謎の戦士の攻撃でつい先日まで
生死の境をさ迷っていた俺をむりやりベッドから連れ出して
木に持たれかけさせるなんて、俺に恨みがあるんですね神様」
そう言えば、テンシンハンだけ息遣いと顔色がどう考えてもおかしい
それに気付いた神様はすまなかったと言いながら床に寝させた。
(点滴と生命維持装置はどうした)
だが、テンシンハンにはそれらを言葉にするだけの力がもう無くなっていた。

その後、神様が言うには、今回の襲撃事件の犯人はサイヤ人という異星人だと言う事が明かされた。
「奴らめオラのご飯ちゃんに蹴り入れやがったんだ、
ラディッツとか言う奴は俺に任せてくれないか」
「俺も手を貸すぞ孫、俺もそいつに借りがある」
今にも飛び出しそうな二人を制しながら神様が信じられない言葉を言う
「まあ待て二人とも、今回サイヤ人達は遊んでただけだ、
もし奴等が本気を出せば確実に死ぬぞ、命があっただけでも幸運だと思え」

驚愕のZ戦士達、そして命がなくなりかけるテンシンハンに力が芽生え始めていた。

 

275 名前:ハンター・ヤムチャ[sage] 投稿日:03/07/29 23:01 ID:???
我が名はブリーフ、超頭脳そして自他ともに認める良き科学者だ。
わしは長年の研究から一つの結論に至った
それは、この地球は異星人に狙われている
わしはシェンロンに頼んで奴等を倒してくれるよう願った。
だが、奴等の力は神さえも超えていたシェンロン曰く
神の力を超える願いは聞くことが出来ないらしい。
絶望に立たされたわしは一つの事を閃いた、神が駄目なら人がする。
そうして私はシェンロに頼み込み王となった。
これだけの地位と権力そして金さえあれば
この天才科学者ドクターブリーフに出来ない事は無い。
奴等を倒す超兵器の数々を作る計画も立てた、みておれよ異星人。

「つまり地球は狙われている」
ブリーフが側近達に見せた資料などはブリーフが正しいと解らせるには十分過ぎる物だった。
「解りましたブリーフ王、しかしその異星人とやらに対抗するにはどうすれば」
「これをみてくれ、わしが開発しようとしてる兵器の数々だ
そしてそれを実行に移すためのプランもできておる」
側近達は皆驚いた、その兵器にそしてそれを実行に移すプランについても。
たまらず側近はブリーフに一つ問いただしてみた。
「ブリーフ王確かに兵器は凄いんですが、これを実行に移すと
国民一人あたりの一ヶ月の食料が五円チョコ一つとはどう言う事ですかな?」
「辛い決断だがしょうがない、地球が滅亡しては元も子もないだろう」
「ですが、この資料だとサイヤ人達が本格的に行動するのは約1年後とあるのですが
その間国民一人あたりの食料の総数は五円チョコ12個ですか?」
「わしはこういう伝説を知っている、ある男がポケットの中にビスケットを入れた
そしたらそれが2個になったそしてもう一回入れると4個となったそしてもう一回入れると」

側近とブリーフとの死闘が始まった。
両者の戦いは三日三晩続き、キングキャッスルでは爆発音や謎の生物兵器が多数確認された
そして側近達の説得により最初のプランは破棄して新しいプランが作られることと成った。

次回「Z戦士」


 326 名前:ハンター・ヤムチャ[sage] 投稿日:03/07/31 01:34 ID:???
ここは神様の神殿。一通り状況を説明し終わった神様はこれからの事について
ヤムチャ達と今後のことについて話しをしていた。

「このまま戦ったとしても勝ち目は薄い。
だが私の元で修業したとしても、せいぜい奴等と少しまともに戦えるくらいで終わりだろう」
辺りには絶望的な雰囲気が漂っていた
あのゴクウやピッコロでさえその表情から精気が失われている程だ。
「心配するな私とて腐っても神だ、ちゃんと方法は考えてある」
テンシンハンの周りに怪しげな魔法陣を書きながら神様はにこやかに笑う。
「ミスターポポ、あの呪文書をもってきてくれ」「はい神様」
不思議に思ったヤムチャは神様に聞いてみた
「神様何をしているんですか?」
「召還の儀式だ」
テンシンハンの体がぴくりと動いた、戦士の本能が危機を感じ取った。

「神様じゃあ天さんを生贄にするの?」
「大丈夫チャオズくん、ちょっと媒体に成ってもらうだけじゃよ
副作用として胸毛とスネ毛が濃くなって髪型が永遠にモヒカンになるけど
毛も増えてテンシンハンも喜ぶはずだよ」
チャオズがほっと胸をなで下ろした、丁度その時ポポが呪文書を持ってきた。
「よしじゃあ早速始めるかな、3.141592653589793238462643383279502884197169399・・」
しかし、神様が呪文を唱え終わる前に魔法陣が光だした。
「バ・・バカなまだ呪文は終わってないぞまだ1ページ目じゃぞ」
かなり分厚い本を持ちながら神様は叫び、そしてテンシンハンが消え去った。

327 名前:ハンター・ヤムチャ[] 投稿日:03/07/31 01:35 ID:YfrVxER5
実はテンシンハンぴくりと体が動いた時に、最後の力で魔法陣の一部を消していた。
そしてテンシンハンが移動した先は・・・
「おーい誰か来てくれ」「どうしました最長老様。。
その手に抱えている人間は一体?どう見てもナメック星人ではないようですが」
「急に現れおった、すぐに手当てをする、どうやら大天使の息吹の力が出かかっているから
もうしばらくなら持つ、だが早く準備をしなければ手遅れになる」
「大天使の息吹ですと、それは何としても助けなければ、ではすぐに準備をします」
その後、ナメック星人のおかげで命が助かった。
テンシンハンはしばらくの間は、神め分裂したな
次ぎは何を召還するリブァイアサンかバハムートか等とわめいて情緒不安定であったが
時がたつにつれて落ち着いていった。

「サイヤ人の仕業だ、こんな事ができるのはサイヤ人しかいない」
ヤムチャが怒りに震えながら呟いた
クリリンがチャオズを必死で慰めている。
「大丈夫あいつならきっと大丈夫、だから泣くなよチャオズ」
そう言うクリリンの目にも涙が溜まっていた。
「神様、オラ強くなりてえ奴等を倒せる位に強く」
今日の会議はここで解散した
そしてその後、ゴクウは界王様の元へ行き
クリリンとチャオズは神様の元で修業、ピッコロはゴクウの息子のゴハンを鍛えていた。

そしてヤムチャとブルマはブリーフの元で修行をしていた。

次回「ブルマとベジータ」


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