×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

">remove
powerd by nog twitter




ヤム王 〜YAMUO〜

 

 

233 名前:ヤム王 〜YAMUO〜[sage] 投稿日:03/09/12 23:59 ID:???
第1話

ここは荒れ果てた荒野・・・
食料も水も少なく、荒れ果てた大地が延々と続く。
荒野に住む数少ない人々は、さらに数少ない旅行者などを襲って、その金品を奪う。
そしてそれを物々交換にし、自分達の生きるための食料を得る。いわゆる盗賊である。
そんな盗賊の端くれ・・・。この物語の主人公、ヤムチャは悩んでいた。
自分はこれでいいのか?と。こんな人もいなくて娯楽もない荒野で、一生暮らすのか・・と。
相棒のプーアルにも相談する。オレはこんなんでいいのか・・??
プーアルは答える。
「なら、占いババって人の所へ行って、ヤムチャ様の将来を占ってもらえば?」
占いババ。一千万ゼニーという大金と引き換えに、将来の100パーセント当たる占いをしてくれるという。
ヤムチャには、今まで盗んできた金品がある。合計で一千万ぐらいはいくだろう。
思い立ったらすぐ行動。ヤムチャは占いババの元へ行く。
占いババの館に到着したヤムチャを待っていたもの。占いの結果はこうだ。
「お前さんは、荒野から出るべきだ。都へ行け。お前さんの未来がそこにある」

「よし、プーアル。オレは都へ行く。後は頼んだぞ。必ずでっかくなって帰ってくる!」

 

234 名前:ヤム王 〜YAMUO〜[sage] 投稿日:03/09/13 00:08 ID:???
ヤムチャが向かった先は西の都。
世界一の企業、カプセルコーポレーションの存在する町。
都に到着したヤムチャ。目に見える物すべてに驚く。
優雅な服装をした若い女。超高層ビル群。通勤ラッシュ。
自分の、貧相な服装に一瞬にして嫌気が指す。
やってやる。なんでもいいからこの町で、でっかくなってやる。
ヤムチャは決意する。とはいうものの、道はない。
特技があるわけでもない。顔は・・・まあまあかな?
勉強も出来ない。運動はできるけど。俺に出来ること。なんだ?
ヤムチャは悩む。飯も食わずに悩む。彼は無一文。
盗賊だった彼には、金を使うという習慣がなかった。
夜。ネオンの火がともり、あたりはにぎやかになる。ヤムチャは一人
路地のはじっこで座り続ける。結局、こうか・・・。
甘かった。ここに来ればなんでも出来る。そう信じた俺がバカだった。
やはり荒野のハイエナ なんて異名はここじゃ通用しねえか・・・。

「こうなったら盗賊らしく、世界一の企業からお宝を盗んで帰ろう。
よし、それがいい」

 

235 名前:ヤム王 〜YAMUO〜[sage] 投稿日:03/09/13 00:26 ID:???
向かった先はカプセルコーポレーション。
ヤムチャは、堂々と玄関に回りこむ。
と、そこに一台の高級そうな車が颯爽と現れる。
中から出てきたのは、スーツ姿の男と高校生。

「ブルマさん、今日は楽しかったです。
でも以外だなぁ。俺が何度誘っても乗ってくれなかったブルマさんが
食事に俺を誘ってくれるなんて」
「ふふ、ベジータ。ちょっと気が変わったのよ。」

ヤムチャの目の前を、2人は平然と通り、庭へと入ってゆく。
ベジータという男が、ブルマの腰に手を回している。
「ブルマさん、今日は部屋まで送りたいなぁ」
「それはダメよ・・・おやすみ、ベジータ!」
ふっ・・ふられてやんの。ざまあねえぜ。ヤムチャは思う。
心を読まれたのか、ベジータがヤムチャへと寄って来る。
「お前みたいな汚い男が、なんでブルマさんの家の前に堂々と立ってるんだ?」
「な、なに?」
ヤムチャはベジータの言葉に逆上する。
「ヘッ、悔しかったら俺の店。クラブ「フリーザ」に来るんだな
まあ、お前のような奴は、一生ヘルプで終るだろうけどな」
ヘルプ・・?なんだそりゃ。まあいい。こいつにここまで言われて
引き下がるわけにはいかねえ。こぶしでベジータをぶち倒す自信はあった。
だが、ヤムチャはあえて相手の土俵で勝負することにした。
より、大きな勝利の喜びを得るために。

 

236 名前:ヤム王 〜YAMUO〜[sage] 投稿日:03/09/13 00:28 ID:???
翌日、ヤムチャはクラブ「フリーザ」の前に立つ。
西の都の歓楽街。「フリーザ」はホストクラブ。
50以上あるといわれている西の都のクラブの中で
5本の指に入るほどの、高級店だ。
ホスト・・・。ホストってなんだ?ヤムチャには、夜の仕事の知識。
いや、都会の知識がほとんどなかった。とりあえず、裏口から店内に入り
様子を伺う。
「おい、おめえ。そんなきたねえ格好で何やってんだ?」
さっと振り返ると、そこには店のホストと思われる男が。
髪の毛は金髪。目は青い。髪は逆立っている。ヤムチャは尋ねる。
「クラブ「フリーザ」ってのはここか?ベジータって男がいるだろ。
そいつを出せ。俺がお前の土俵で勝負してやる」
金髪の男は答える。
「ぷっ。おめえごときがベジータさんと勝負?笑わせるぜ。
ベジータさんはこの店のNO1だ。オラ達もベジータさんのおかげで
食わしてもらってるようなもんだからな・・・」
ヤムチャは言い返す。
「だから、俺がそいつを倒して1位になってやるってんだよ」
「生意気な奴だなおめえ。なら、オラが勝負だ。「フリーザ」のサイヤ派、
NO2のカカロットがな!!」続く