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ヤムちゃんと一緒


245 名前:ヤムちゃんと一緒[sage] 投稿日:04/06/19 08:40 ID:XIbWR9yI
「オラ路あらおろあろあお〜〜〜〜!!!」
奇声とともに体格の良い男が店に入ってきた。
入ってきたというよりは突っ込んできたという方が適当かもしれないが・・
あたりの客は皆先ほどまで楽しげに酒を酌み交わしていたのだが、
その男の突然の乱入により皆あっけに取られていた。
店主「お・・お、おい!なんなんだてめぇは!?ドアぶっ壊れてんじゃねえか!」
男「ふっ!今宵も我が狼牙風風拳が冴えわたっておるわ・・」
だめだ・・・こいつ絶対キチ○イだ・・・
そんな空気が店全体に広まり、わずかな沈黙の後、男が口を開いた。
男「てめぇらぁ!命が惜しけりゃホイポイカプセルか現金、置いていきなぁ!!!」
浮いてる生物「そうだそうだぁ!ヤムチャ様はつっよいんだぞ〜〜!」
さきほどからそばにいたのだろうか。
中空に浮き、猫のような耳と尻尾を持った生物いや、ネコが浮いてると言った方が想像しやすいだろう、
その生き物が主人らしき男の名を口走ったその時、
「ヤ、ヤムチャだと!!!・・・・・」
数人の男達が顔に恐怖を浮かべ立ち上がった。
「まさか・・・まさかあの盗賊、砂漠の狼ヤムチャか・・・・」
そう呟きながら1人の男が出口へと近づいていく、しかしヤムチャと呼ばれる男はそれを見逃さなかった。
ドズッ!!
鈍い音を立ててナイフが出口の柱に突き刺さる。
「ひ、ひぃいいいいい!」
目の前の柱に刺さったナイフを見て男が腰を抜かした。