ヤムチャ〜青龍刀伝説〜
プロローグ
ブウとの戦いから一年、ヤムチャは過去を思い返していた。
「(足元……自爆……ブルマ………)」
ヤムチャの頭の中に嫌な記憶が蘇る。
「くそっ!」
ヤムチャは考えた。そして思いついた答えが・・・
ヤムチャ「過去に戻るんだ!ドラゴンボールの力で!肉体ごと!」
パワーアップした今のドラゴンボールなら可能だった。
ヤムチャはドラゴンレーダーを盗み、人知れずドラゴンボールを集めた。
「いでよ、ドラゴン!そして、願いを叶えたまえ!」
あたりが暗くなり龍がでてくる。
「(ばれないようにさっさとやらないとな)記憶や精神の状態もそのままで、肉体ごと「プーアル、ジェットモモンガ(略」の台詞の三分前に戻してくれ!」
「よかろう、たやすいことだ。」
第一話「砂漠の狼」
過去に戻ったヤムチャは、
悟空と仲良くなり、兎人参化から助けたりで、大体はストーリー通りに進んだが、
ヤムチャは悟空たちをピラフの罠に閉じ込め、ドラゴンボールを奪い、
界王拳何倍にでも耐えられるタフな体という願いを密かに叶えた。
悟空たちにはピラフに願いを叶えられたという嘘をついておいた。
第二話「天下一武道会」
それから、時間が経ち天下一武道会の季節がやってきた!
(絶対に優勝する、そのためにずっと修行してきたんだ!)
ヤムチャは予選を勝ち抜き、対戦相手が決まった。
敵の名はジャッキー・チュンまたの名を武天老師・・・
武天老師との戦いがはじまった。
「今度こそ、動きに無駄があるなんて言わせねぇぞ、狼牙風風拳!」
これを難なくかわす。
「かなり実戦で鍛えてあるようじゃが、動きに無駄があるのが惜しいのう」
ヤムチャは、ここで冷静さを失い、攻撃もことごとくかわされて行った。
「ささやかな風をプレゼントじゃ」
場外――――――――――――
ヤムチャは負けた。また負けた。
第三話「重力室」
ヤムチャはブルマに、重力室を作ってもらい、二倍の重力で鍛えた。
そして、新たな技もできた。
「狼牙風風斬!」
青龍刀を使った狼牙風風拳のような技である。
さらにヤムチャは重力を上げ鍛え、亀仙人にもかめはめ波を教わり、
青龍刀から、気弾を出せるようになった。狼牙風風波と名づけた。
ヤムチャはさらなる高みを目指しカリン塔を登った。
超聖水(ただの水だがヤムチャは気付いてない)を飲み、仙豆をもらった。
そして、第22回天下一武道会が開かれた!
第四話「天津飯」
予選で、なんかチャパ王と戦ったけど気にせずに、予選突破。
ヤムチャは一週間前から、青龍刀の使用を認めてもらうため、天下一武道会に申請していた。
天下一武道会側は、青龍刀を見てなんら問題なしと判断し第22回からは検査の上、使用しても良いということになった。
そして、ヤムチャ対天津飯との戦いとなった。
第五話「ヤムチャ対天津飯」
「では、試合開始!」
「あっというまに白目をむかしてやるぜ!」
とヤムチャは吠えるが、天津飯は聞いておらず、一発くらってしまった。
二人とも、様子見といった形でスタートし、先に動いたのはヤムチャであった。
「狼牙風風斬!!」
ヤムチャは大技をくりだすが、軽々とかわし、天津飯はこのスキを見逃さず、
「どどん波!!!」
速射性のあるどどん波をヤムチャよりビックリマーク一つ多くして撃った。
ヤムチャはこれをまともにくらい、ダウンしてしまう。
「ワン、ツー、スリー………」
天津飯は、ここでヤムチャの足を折りに行く!
「かかったな!」
ヤムチャは天津飯は空中に浮いたスキを突き、狼牙風風波をくりだす。
これにより、形勢逆転、戦いはしだいにヤムチャが押しはじめる。
そこで、天津飯は四妖拳を使うが、スキができ、ヤムチャは見逃さず、
「狼牙風風斬!!!!」
天津飯は、まともにくらったものの、四妖拳は成功していた。
戦いはわずかに天津飯の方に傾いてきた。
そして、しだいに二人に疲れが見えてきた。
(このままでは、埒があかん!)
ヤムチャは刀を捨てかめはめ波を撃った。
天津飯は四妖拳による四つのどどん波を撃った。
しかしこれも、ヤムチャが勝った。
天津飯は、最後の賭けのため、気功砲を撃とうしたが、途中で力尽き倒れてしまった。
「ワン、ツー、スリー………」
(餃子、あとはまかせたぞ………)
「セブン、エイト、ナイン、テンっ!!!激闘のすえヤムチャ選手が勝利しました!!!」
歓声が巻き起こる。ヤムチャは、一回戦突破に涙した。
プーアルやブルマも喜んでいる。
ヤムチャは勝ったのだ。
第六話「リベンジ」
「ちょっと!一回戦突破ぐらいで何泣いてんのよ」
ブルマが言った。
ヤムチャは神妙な顔つきに戻り、第2試合を見ていた。
「(次の相手は、ジャッキー・チュン……武天老師だ、男狼は勝てる訳ないし…)」
第3試合はクリリン対餃子で天津飯の意志が通じたのか、クリリンに辛勝。
第4試合、言うまでもなく、悟空、パンプットに勝利。
そして、2回戦ヤムチャ対武天老師の戦いが始まる!
ヤムチャ対武天老師の戦いが始まった。
しかし、意外にもヤムチャは武天老師のパワーをはるかに凌駕していて、
余裕の勝利を収めた。
「見事じゃ、ヤムチャ」
武天老師は小さく呟いた。
悟空対餃子の戦いが始まり、まず、餃子はどどん波を空中で繰り出し始めた。
悟空はどどん波をかわし続け、埒があかないと餃子は思い、超能力戦法に切り替えた。
悟空にはクリリンのような作戦が思いつかず、蹴られ続けた。
悟空は蹴られ続けながらも、必死に耐え、ついに、気合で超能力をかき消した。
ヤムチャは心の中で一瞬、「天さん、ボクの超能力が効かない!」とか思い出してしまった。
試合では悟空が餃子を倒していた。
第七話「決戦!!ヤムチャ対悟空、ヤムチャの作戦」
ヤムチャは戦いの前に仙豆を食べて回復していた。
「(どうやって、悟空を倒すかだが………)」
ヤムチャは考え、作戦は一つだけ見つかった。
「では、試合開始!」
ヤムチャと悟空の攻防、さっきの戦いでダメージを受けている分、
ヤムチャが押していた。
「やるな、ヤムチャ!」
「まだまだ、こんなものじゃないぜ!」
戦っている最中にヤムチャは空を指差し、
「おっ!!!」
とか言って、悟空の注意をそらし、斬りかかった。
実はこれが、ヤムチャの作戦である。
悟空にダメージが押しかかる!
悟空はその場を離れ、かめはめ波で勝負することにした。
悟空のかめはめ波!
「(狼牙風風波は間に合わん!ここは必殺の……)」
悟空のかめはめ波がせまる!
ヤムチャは青龍刀から、かめはめ波を貫くような、棒状の細い気弾をだした。
ヤムチャと悟空、両方がダメージを受けた。
「(風のように速いから、狼牙風風風………では、格好悪いから…………ウルフ・ハリケーンだ!!!)」
ネーミングにこだわるヤムチャであった。
第八話「死闘!!!勝者は?」
ヤムチャは名案が閃いた。それも、悟空を倒せるほどの、
「次で決めるぞ!悟空!」
ヤムチャは上に気弾を放つ!悟空の意識が一瞬切れる!
一瞬のスキを見逃さず、なんと、青龍刀で悟空を尻尾を切った!
悟空はあまりの衝撃に耐え切れず、ダウン!
「(悟空の奴はタフだ!さっさと止めをささねば!)」
ズバッ!!!
「負けたぜ、ヤムチャ………」
悟空は気絶する前に言い放った。
「ナイン、テーンっ!!!!!」
審判の声が鳴り響く。
歓声、勝利、歓喜、ヤムチャは全てをやり終えたかの様に………
「優勝は、ヤムチャ選手!!!」
この言葉を最後に気絶した。
ガバッ!!!
「ここは?」
「気がついたのね、すごいじゃないヤムチャ、見直したわよ」
ブルマだ。そうか、ついに優勝したんだな……
「はっ!悟空にこれをやってくれ!」
ヤムチャは仙豆を差し出した。
悟空も目を覚ました。
今、気づいたが、天津飯と餃子がいるぞ?
聞くところによると、鶴仙人との間でゴタゴタがあって、亀仙人のところに来たらしい。
まったく、軽いやつらだ………
第九話「動き始めた魔王」
「クリリンはどうした?」
「クリリンなら自分の部屋……」
それを聞くと、クリリンの部屋に駆け出していった。
ヤムチャには得体のしれない予感があった。
クリリンと何かが戦っている。
「(シンバルだ!)」
ヤムチャは飛び出してシンバルに斬りかかる!
シンバルはそれなりの傷を受けたが、すでにクリリンを倒していた。
「クリリーン!!!」
これにヤムチャは怒り、シンバルを瞬殺していた。
ヤムチャは大急ぎで仙豆を食べさせたが遅かった。
そこで、みんなを呼び状況を説明、ピッコロのことも話した。
超神水を飲むことを提案し、カリン塔をのぼりはじめた。
「俺はやることがあるから先に行っておいてくれ」
ヤムチャはヤジロベーを仲間にするため、金斗雲に乗って行き、ヤジロベーをうまく仲間にした。
四時間後全員がカリン塔に着いた。
全員、超神水を飲もうとしたが、飲めたのは悟空、ヤムチャ、天津飯だけであった。
カリンは大猿と狼の姿が見えたような気がした。
悟空とヤムチャはついでに、太陽拳と武空術を習得した。
ヤジロベーはカリン塔に居座ることになった。
「ヤジロベー、その刀強そうだな、見せてくれないか?」
その時、ヤムチャの青龍刀と、ヤジロベーの刀が光る!
「何だこれは、青龍刀と刀にパワーが…!」
〜説明〜
ヤムチャの青龍刀と、ヤジロベーの刀と、もう一つのある剣の三つの刃として昔、封印されていたらしく、
刃がそろう時、100パーセントのパワーが解放されるという伝説があり、二つの刃が揃いパワーが引き出されたということ
もう一つのある剣はストーリーが進むにつれて分かってきます。
ヤムチャの青龍刀と、ヤジロベーの刀がパワーアップした!
第十話「ピッコロ大魔王」
ヤムチャ達はすぐにピッコロを倒しに行った。
ピッコロはドラゴンボールを集めきれず、老いていて、結局やられ、死に際にマジュニアに望みをたくす。
ヤムチャはカリン塔の上に神の宮殿があるのを教え、行くことにする。
神の宮殿に着き、ミスターポポが出迎えてくれた。
悟空が最初、神をピッコロと間違えたがヤムチャがとめ、修行させてもらうことになった。
そして、一年後クリリンが生き返り、太陽拳と武空術を覚え、ヤムチャ達と遅れて、修行スタート。
さらに、一年後、皆、気を感じる能力を身につけた。(クリリンは順応力が良いので追いついた。)
それから、二年は各自で修行。(ヤムチャ、重力室で修行!)
悟空はでかくなり(約180cm)、ヤムチャも負けず、同じくらいの身長になり、餃子も急激に成長し、約180cmに
しかし、なんと天津飯はそれ以上(約2m)であった。(クリリンは二年しか修行できなかったからか、あまり大きくならず……)
第23回天下一武道会の季節がやってきた!
続く
第十一話「ヤムチャの誤算partT」
天下一武道会予選、チャパ王を倒し、予選通過。
危なげないスタートかの様に思えた。しかし!
【神の宮殿に行き強くなっていた餃子が桃白白を倒してしまっていた。
さらに、ヤムチャのおかげで刀の使える覆面(ヤジロベー)はもう少しで神を倒してしまいそうだった。(ヤムチャにはそう見えた)】
これが、ヤムチャの誤算。
皆で相談し、餃子の操作により、
第一試合、悟空対匿名希望(チチ)
匿名希望は悟空と戦いたがってたので。
第二試合、クリリン対マジュニア
悟空がマジュニアとすぐ戦うため。
第三試合、ヤムチャ対シェン(神)
ヤムチャがリベンジとか言って聞かないから。
第四試合、天津飯対餃子
一度、本気で戦ってみたいとのこと。
第一試合開始。………予定通り悟空とチチが結婚。
第二試合開始。クリリンとマジュニアの激戦!
マジュニア、予想以上の強さに驚きながらも勝利。
第十二話「シェン」
第三試合、ヤムチャ対シェン……
「試合開始っ!」
「(俺の足もとはお留守ではないということを教えてやるぜ!)」
ヤムチャはいきなり、狼牙風風波を放つ。
しかし、軽くかわされてしまった。
「どうやら、見た目で判断するのではないようですね」
ヤムチャはすかさず、胸ポケットに斬りかかる!
カランカラン!
シェンの胸ポケットから魔封波のビンが落ちる!
「なぜ分かる?」
「俺は知っているんだよ、お前は神、そして、俺にやられるのをな!」
「ほざけ!」
シェンが襲い掛かってくる。ヤムチャは難なくかわし、さらに、背中に渾身の狼牙風風斬を放つ!
「そらそら、背中がお留守だぜ!」
人間の体を借りているからか、ダメージは大きく、バランスを崩し、場外負けとなってしまった。
「勝った!」
「ヤムチャ選手の勝利です!!!」
第四試合、餃子対天津飯………餃子、超能力で天津飯を苦しめ、勝利。
実は、餃子は「いいかげん、あのハゲと縁切りたい。くっついてきてウザイ。」とか言って、
カプセルコーポレーションに重力室を借りにきてたのだった。
それで、餃子とヤムチャは仲がよくなっていて、超能力のくじ引き操作もうまく味方してくれたのである。
ヤムチャも(ナッパとかに超能力効いたらおもしろいだろうな。)と思っていた。
第十三話「悟空」
悟空対マジュニア………悟空、爆力魔波をくらうも超かめはめ波で辛くも勝利。
「大丈夫か!悟空!」
急いで仙豆を渡すヤムチャ。
「オラ、だめかもしれねぇ。」
悟空は気絶し、仙豆を取りこぼす。
ヤムチャはすぐに仙豆を食べさせ、医務室に運んだ。
悟空が医務室で起き、ヤムチャは既に決勝へと、駒をすすめていた。
ヤムチャは全力で戦うため、悟空にもう一粒仙豆を食べさせた。
(ちなみに、マジュニアはボロボロになりながらも、逃げた。)
「悟空選手対ヤムチャ選手の試合を開始します。」
歓声が巻き起こる。
「試合開始っ!!!!!」
「ウルフ・ハリケーン!!」
悟空のこめかみに掠る。
「速いな、ヤムチャ、本気をだすか。」
「なら、俺も。」
二人が胴着を脱ぐ。
先に脱いだヤムチャはスキを見て、真っ直ぐ襲い掛かる。
しかし、スキだらけ、悟空は冷静にパンチを繰り出し、みぞおちに直撃!!!
のはずだった………
「残像拳かっ!!!」
気づいた頃には遅く、ヤムチャは背中の丁度「亀」に思いっきり、切りかかる。
ズバッ!!
しかし、悟空はそこから、体勢を立て直す。
悟空はついに本気になり、超かめはめ波を撃つ!!
ヤムチャはまたもや、ウルフ・ハリケーンを放つが、超かめはめ波は強すぎた。
なすすべなく、直撃し、ノックアウトしてしまった。
第十四話「ヤムチャの苦悩」
第23回天下一武道会から、一週間が過ぎた。
ヤムチャは悩んでいた。
「(俺には気円斬のような大技もなく、四妖拳のような巧みな技も無い……)」
やはり、大会では使ってないが、操気弾を刀から使えるようにするしかないか………
「いやいや、だめだ、やはりプラスαがないと、どうにもならん」
そうだ、ドラゴンボールだ!ドラゴンボールを使って、操気弾を改良するんだ!
ヤムチャはドラゴンレーダーを借り、ドラゴンボールを集めた。
案外簡単に七つ見つかって………
「いでよ、ドラゴン!そして願いを叶えたまえ!」
「どんな願いでも、一つだけ叶えてやろう」
>>>選択肢(FC神龍の謎)
1、タイトルのドラゴンを動かす
2、ゲームを続ける
3、ギャルのパンティが欲しい
4、パフパフがしたい
………じゃなかった。
1、操気弾を強くする
2、操気弾をパワーアップする
3、操気弾の威力を上げる
4、操気弾をファンネルのように、自動で敵に針状の光線を撃つようにする
「(1〜3全部同じだよな……っていうか、選択肢ってなんだ?)
4を選択、操気弾をファンネルのように、自動で敵に針状の光線を撃つようにしてくれ!」
「よかろう、たやすいことだ、操気弾を指でなく、心の中で操作できるようにサービスしておいたぞ。」
神龍は操気弾があまりにヘタレな技なので、かなりサービスしてくれた。
「悪かったな、ヘタレで」
「完璧だ、刀から出せるようにもなったし」
ファンネル操気弾という、普通な名前にした。
ヤムチャもこれだけあれば、ラディッツにも勝てるだろうと思い、
ブルマとの関係を悪化させないように、デートにもちょくちょく誘いつつ、餃子と重力室で修行することにした。
第十五話「Z戦士達」
何年かたったある日、Z戦士全員が、カメハウスに集まることになった。
「いよいよか」
集まった時、Z戦士達は悟空とクリリン以外、原作よりも強くなっていた。
(天津飯は、餃子に負けたショックから、ヤムチャと餃子は重力室
ちなみにピッコロも悟空に負けて、しぶしぶ逃げた自分に苛立ち、ずっと修行してたから)
その頃……
「戦闘能力355、こんな奴もいたのか!」
ラディッツが迫っていた。
そして、ついにカメハウスにラディッツがやってきた。
悟飯がさらわれ、五人で追うことになった。
ラディッツの所に着いた、ピッコロも来ていた。
「何人束になろうと、このラディッツの敵ではないぞ!!!」
ヤムチャはいきなりファンネル操気弾を撃った、餃子は超能力でいった。
「ぐっ、腹が、それにこの気弾は何だ!?」
このスキにヤムチャ、クリリン、悟空、天津飯のカルテットかめはめ波を放った!(天津飯もかめはめ波は使える)
直撃しながらもよろよろと立ち上がる。
しかし、あらかじめ、溜めておいた魔閑光殺砲をピッコロが撃った。
心臓を貫き、ラディッツを倒したが、一年後にべジータとナッパがやって来ることが分かり一度ドラゴンボールで生き返っているクリリンと、
ピッコロ以外は死に(悟飯はすでにチチの所)界王星に行く事になった。
ブルマには界王星に行くために死んだ奴を生き返らせるよう、神龍に頼んでくれと言っておいた。(スカウターも渡した)
第十六話「界王」
蛇の道を渡ること3ヶ月、全員が界王星に着いた。
皆、界王様を笑わせるのに必死。
ヤムチャは「はなくその秘密をそっとはなくそう」で界王様は爆笑し、一番にクリア、他の3人も笑わせた(残り9ヶ月)
最初はバブルスを捕まえる修行で、重力に慣れている、ヤムチャが一番乗り、餃子が二番となった。(残り8ヶ月)
↓
ヤムチャと餃子がグレゴリーをハンマーで落とす修行をしている途中に、悟空と天津飯はバブルスを捕まえた。(残り6ヶ月)
↓
ヤムチャと餃子はグレゴリーをハンマーで落とした、悟空達はまだまだ落とせない。(残り3ヶ月)
↓
ヤムチャは、元気玉はいいから、界王拳だけを教えてくれとのこと、餃子も同じく。悟空達ついに、グレゴリーを落とす。(残り2ヶ月)
残りの2ヶ月でヤムチャは界王拳のみを、天津飯と餃子は界王拳と新技を、悟空は界王拳と元気玉を覚えることにした。
残り3日でヤムチャは気づく。
「蛇の道から帰る時間はどうするんだ?」
「そういえば、すっかり忘れてたな。一日あればいけるだろう」
これにより皆、修行の総仕上げに入っていた。
残り1日の日に全員生き返らせてもらった。
極めた界王拳の倍率……ヤムチャ3.795倍
悟空4倍
天津飯2.3倍
餃子2.5倍
ヤムチャ達は2,3時間で戻り、完成したスカウターで戦闘力を測ることになった。
「まずは餃子………2100!」
「次に天津飯………4500!!」
「悟空は………8000!!!」
ヤムチャは順調に測っていった。
「ん……遠くの方で、1900と2900と1200…クリリンとピッコロと悟飯だな」
「さて、俺も測ってくれ」
餃子に手渡す。
「6600」
界王拳時の戦闘能力、ヤムチャ、3.795倍で25047
悟空、4倍で32000
天津飯、2.3倍で10350
餃子、2.5倍で5250
第十七話「ヤムチャの誤算partU」
午前11時43分、地球にサイヤ人の侵入を許してしまった!
「いよいよだな」
ヤムチャ達は決戦の場へと向かっていた。
「地球か、なかなかの星じゃないか」
「まずはあいさつがわりだ」
クンッ!!!
あたり一帯が消し飛ぶ。
その直後、Z戦士達が来たのであった。
「カカロットは俺がやる、ナッパはサイバイマンでも使って、残りをやるんだな」
悟空とべジータは他の場所に戦いに行った。
「サイバイマンは六粒か、この土ならいいサイバイマンができるぜ」
ボスッ、ボスッ、ボスッ、ボスッ、ボスッ、ボスッ、ピチャピチャ。
「グェグェ」
「な、何だこいつら………」
「丁度六匹と六人だな、ゲームだ」
「ふざけるな!全部片付けてやる!」
「いや、悟空がべジータって奴を倒して、戻ってきたら好都合じゃないか、ここは受け入れよう」
クリリンの言葉に同意し、受け入れることになった。
「まずは、俺からいこう」
天津飯が前に出る。
サイバイマンが襲い掛かってくるが、これを左手で受け止め、右ストレートを放つ。
直撃である、そして蹴りをかまし、倒した。
「次は、俺が行こう、ここらでお遊びはいい加減にしろってことを見せてやりたい」
サイバイマンが襲い掛かる!
ここで、ヤムチャが最初にドラゴンボールを使ったのを思い出していただきたい。
「記憶や精神の状態もそのままで、肉体ごと「プーアル、ジェットモモンガ(略」の台詞の三分前に戻してくれ!」
精神の状態もそのまま=サイバイマン怖い
かわそうとしたが足が震え動けなかった。
サイバイマンに抱きつかれ、自爆される!!!
ドーン!!!!!
「うわぁーーー!!!」
第十八話「サイバイマン死す!おそるべしヤムチャ」
ヤムチャは自爆をくらって、死んでいないのに気づく。
「(ハッ!い、生きてる)………残りの4匹もこの俺一人で片付けてやるぜ!」
有頂天になったヤムチャは残りのサイバイマンを瞬殺してしまう。
しかしこれが、結果的にナッパを怒らせることとなる。
「ぎひひ、貴様等、ここからが本番だぜ!」
大地が震える。
「ならば、こちらも本気を出すとしよう、界王拳3.795倍!!!」
「戦闘力25047!?………ちぃ、故障か」
ナッパは自身最高の技、口からエネルギー波を放つ、
ヤムチャは難なくかわすが、なんと後ろにいたピッコロにモロ直撃してしまった。
「がはぁっ!!!」
ピッコロは死んでしまった。
「ピッコロさーん!!!」
悟飯は叫びながら、魔閃光をナッパにあてるが、
手が痺れた程度だった。
餃子はこれを見て、超能力をナッパに放ってみた。
「うぐおぉぉぉ」
ナッパの悲痛な声が聞こえる、効いているようだ。
ヤムチャはこのスキに狼牙風風斬でナッパを倒し、悟空の助太刀に行った。
行ってみると、べジータは大猿になって暴れていたので、すぐに後ろに回り、飛び出して尻尾を切った。
「ぐわぁっ!」
べジータは元の姿にもどり、悟空に4倍かめはめ波でやられて、逃げ帰っていった。
第十九話「ナメック星へ」
ヤムチャは帰ってから、戦いのことをブルマたちに話し、次にナメック星のことも話した。
悟空は治療中なので、傷の浅い悟空以外のZ戦士が行くことになった。
宇宙船の中には、冷暖房完備、重力室(100倍まで)もある。
ということで、ブルマ、クリリン、天津飯、餃子、悟飯、ヤムチャの六人が宇宙へと旅立って行った。
重力室は三つあったので、一つは餃子とヤムチャ(A)もう一つはクリリンと悟飯(B)最後は天津飯となった(C)
Aの重力室は20倍から始め、100倍まで修行
(ヤムチャは界王拳のマスターと出来れば技の改良、餃子は界王拳のマスターと新技、片手超能力と併用する超どどん波を開発中)
Bは2倍からどんどん上げていく方針で(クリリンは新技、気円斬を開発中、悟飯は魔閃光のマスター)
Cは重力を上げながら、新技開発。
40日ほどでナメック星に着き、ここでの戦闘能力がこれ
クリリン…5000、気円斬を習得
悟飯…4800、魔閃光マスター
天津飯…6000、界王拳3倍に(3倍で18000)真・気功砲習得
餃子…4500、界王拳4倍に(4倍で18000)超どどん波習得
ヤムチャ…12000、界王拳7.4495倍に(7.4495倍で89394)ファンネル操気弾からでる針状の光線を追跡型にする
「ちょっと待ってて、今、大気の成分をしらべるから」
ブルマの言葉を無視し、どかどかと宇宙船から出て行くZ戦士達。
「ここがナメック星か………」
その時、違う方向から、他の宇宙船が落ちてきた。
出てきたのはべジータだった。
ブルマが怒りながら宇宙船から出てくるが、Z戦士達は無視し、べジータの方を気を消しながら見ている。
その時、キュイが現れ、べジータに向かっていった。
「戦闘能力18000………ウデが落ちたなべジータ!」
自信満々で向かっていったが………
「俺は地球で戦闘力のコントロールを学んだんだ」
ふっとばされ、爆発波で瞬殺された。
Z戦士達はまず、でかい気がなくて、敵のいないと思われる南西のドラゴンボールを取りに行くことにした。
第二十話「べジータ」
南西のドラゴンボールを手に入れた頃(デンデも仲間に)、すでにべジータはドドリアを倒し、ザーボンと戦闘中だった。
Z戦士達は次に、全員で最長老の所に行くことにした。
その頃べジータはザーボン変身後をボコボコにやられながらも倒し、ドラゴンボールを集めていた。
三十分後、Z戦士達は最長老の家に着き、事情を話すと
潜在能力を引き出してもらったことの無い、餃子とクリリンと悟飯が潜在能力を引き出してもらった。
「す、すごいパワーだ、これならベジータにも………」
「いや、ベジータにはさすがにきついだろ」
ドラゴンボールを貰い、デンデを最長老の家に残らせ、後にしようとした時、べジータがやってきたのである。
「むっ!貴様等、来ていたのか。まあ、どのみち助かることはない、ドラゴンボールをおそらく持っているだろう、よこせ」
「悪いが、全部フリーザに取られちまってな」
「嘘をつけ、出さないのなら力づくだ!!!」
大地が震える。
が、その時、ベジータのスカウターが反応した。
「あれは!1…2…3………5、間違いない、ギニュー特戦隊だ」
「ギニュー特戦隊?」
「フリーザの一番の部下で、俺と同じぐらいの強さの奴が五人もいるんだ」
「べジータクラスが五人………」
「お前ら!!!ドラゴンボールで俺を不死身にしろ!!!不死身になってもお前らには手を出さん!」
ギニュー特戦隊が来てることから、仕方なく、べジータと組むことになった。
餃子の戦闘能力…10000、界王拳6倍に(6倍で60000)
悟飯の戦闘能力…15000
クリリンの戦闘能力…8800
べジータの戦闘能力…26000
第二十一話「ギニュー特戦隊」
ギニュー特戦隊はフリーザに状況を聞き、
猛スピードで現場に向かっていった。
「リクーム!」「バータ!」「ジース!」「グルド!」「ギニュー!」
「五人揃って、ギニュー特戦隊!!!!」
ついにギニュー特戦隊が来てしまい、なにもない場所に飛んで、戦うことになった。
グルドが超能力を仕掛けてくるが、後ろからせまるべジータによって、首を切られ死んだ。
が、逆にリクームにボコボコにされてしまった。(メディカルルームに回復しに行った)
「界王拳7.4495倍!!!」
ヤムチャは全力を出し、リクームと戦う。
「リクーム…ウルトラ…ファインティング………」
言い終わる前に餃子が超どどん波によって、倒した。
ファンネル操気弾を出して、ギニュー達の動きを止め、餃子の超能力でバータの動きを封じ、バータを真っ二つに斬り裂いた。
ジースはクラッシャーボールを撃つが、操気弾で相殺した。
「戦闘能力89394………ジース、俺がこいつをやるから雑魚はお前がやれ」
ヤムチャはファンネル操気弾の矛先をジースにかえ、悟飯達とジースの戦力差を埋めることにし、ヤムチャと餃子でギニューに立ち向かった。
餃子はヤムチャの後ろに回り、超能力を使い、止めようとしたが、効かず、前に出て戦うことにした。
「界王拳4倍………!」
餃子が4倍界王拳を使う。
「戦闘能力40000………たいしたことないな」
餃子は超どどん波、ヤムチャは青龍刀で斬りかかっていった。
「やるな、ならばこちらも本気を出すとしよう」
ギニューは本気を出し、ヤムチャ達を圧倒する。
餃子も界王拳を6倍に上げるが、ギニューには及ばないでいた。
一方、悟飯達………
「クラッシャーボール!!!」
ジースはクラッシャーボールでファンネルを破壊した。
悟飯達はジースに飛びかかるが、力の差は大きく、パンチ、キック、クラッシャーボール、縦横無尽にやられていった。
第二十二話「悟空、到着」
その時、上空から宇宙船が降ってきた。
「父さんだ!!」
宇宙船が着陸し、中から人が出てくる。
ついに悟空が現れた。
「ありゃ?ヤムチャ、おめえまでやられてるとはなぁ、そいつが悪者か」
すると、悟空はギニューに飛びかかっていって、すぐに瀕死に追い詰めた。
「(まてよ)………その体、気に入った!チェーンジ!!!」
突然のことに反応できず、悟空とギニューは入れ替わってしまう。
「あれは…ボディーチェンジ!!!」
未来でクリリンにギニューの話を聞いたヤムチャは知っていた。
「みんな!2人は入れ替わったんだ、あっちが悟空でこっちがギニューだ!」
悟飯達はヤムチャに対して(ついに狂ったか………)と思ったが、確かに気の性質が入れ替わっていることに気づき納得した。
「こりゃ、軽いぜ。ジース戦闘能力はいくらだ!?」
「は、はいっ………に、23000です………」
「おめぇはおらの体で気を解放するのが慣れてねぇんだ、だからたったそれだけ(の戦闘能力)なんだ」
これを機と見たヤムチャ達はギニュー(悟空の体)を瀕死に追い詰めた。
「(このままではやられる!)………チェーンジ!!!」
元に戻ったギニュー、そして………
「チェーンジ!!!」
ヤムチャにボディーチェンジしようとしたが、
クリリンが近くにいたカエルを投げ、ギニューはカエルになってしまった。
「(やばい………)クラッシャーボール!!!」
ジースはクラッシャーボールを地面に撃って爆発させ、砂煙と爆風の煙幕で隠れ、気を消し、隠れながら逃げて行った。
「(まてよ、俺もあれをつかえば………)スモーク操気弾!!!」
ヤムチャは操気弾を放ち、さっきのクラッシャーボールのようなことをしてみた。
みるみる内にさっきと同じ現象が起こる。
ヤムチャは新たな技を開発した。名前はヤムチャが言った通り。
ドラゴンボールを取り戻し、願いを叶えようとしたが神龍(ポルンガ)は現れなかった。
「何故だ?」
一方、悟空の傷は深く、メディカルルームに向かった。(クリリンがおぶって)
ポルンガが呼び出せないことを察知した最長老はナメック語の話せるデンデを向かわせた。
第二十三話「フリーザの怒り」
ギニューがやられたことによって逃げていたジースはフリーザの宇宙船に着いた。
「ギニュー隊長がやられたために……そ、その、逃げて」
言い終わる前にジースは死んでいた。
「不愉快ですよ!!こうなったら私、直々に向かいましょう」
フリーザは最長老の場所へと急ぎ、最長老の家へと着いた。
「ドラゴンボールをくれませんか?」
「やれる訳ないだろう!」
戦士型のネイルが前に出て、言った。
フリーザとネイルの戦いが始まった。
勝負はすぐに決し、ネイルは瀕死になりながらも言った。
「無駄だ、…ここにはドラゴンボールは無いのだからな………」
「ここには無い?………まさか、あのすれ違ったナメック星人か!?」
フリーザはすぐにデンデの向かった方向へと飛んでいった。
ヤムチャは今の戦闘で界王拳の本質を掴みかけていた。
「こうすれば………界王拳限界の100倍に………」
未来で聞いた話によると、界王拳は100倍がMAXらしい。
「界王拳100倍!!!」
ヤムチャは100倍をマスターし、
界王拳を覚えている天津飯、餃子にもさっきの気の使い方を教え100倍をマスターした。(ヤムチャ以外は100倍に体がついていかないが)
そして、デンデが到着し、願いを叶えることとなった。
二つの願いでピッコロを生き返らせ、ナメック星に呼んだ。
もう一つの願いは最長老の寿命で叶えられなかった。
その時、フリーザが来たのである。
「さんざやってくれましたね、このフリーザ様を怒らせたことを後悔するんだな!!!!!」
戦闘能力
ヤムチャ…12000(100倍で120万)
餃子…10000(100倍で100万)
天津飯…6000(100倍で60万)
べジータ…通常時10万、フルパワー時200万
悟空…12万(20倍で240万)
フリーザ第一形態…53万
フリーザ第ニ形態…135万
フリーザ第三形態…212万
フリーザ最終形態…?
第二十四話「同化」
ピッコロはナメック星に着いた。
「懐かしい感じがするな、おっと、さっさと行かないとな」
ピッコロは気を解放し、でかい気のある方に飛んでいった。
と、その途中で、倒れているナメック星人を見つけた。
「私の名前はネイル、戦士型のナメック星人だ、フリーザを倒すには同化するしかない、
ベースはお前だから影響はない、気に入らなければ、元に戻せる」
ピッコロはネイルの言葉を受け入れ、同化した。
「すごいパワーだ………これならフリーザにも勝てる」
ピッコロはすごい勢いで飛んでいった。
その頃、悟空はついにメディカルルームに着いた。
しかし、回復施設は一つしかなく、ベジータが治療中だった。
「俺はフリーザの所に行って来るぜ」
クリリンはフリーザの所に飛んでいった。
ヤムチャは小手調べに界王拳50倍で行き、餃子、天津飯もなんとか耐えられる50倍で行った。
ヤムチャはフリーザに善戦したが、それもつかの間、変身してきてやばくなった。
「本気を出すか………」
ヤムチャは界王拳を100倍に上げたが、餃子達はもう虫の息だった。
ヤムチャが本気を出しても、フリーザの方に分があった。
その時、
「ピッコロさん!!!」
来たのである。
ピッコロの戦闘能力…75000、界王様の修行で界王拳を20倍までマスターした(20倍で150万)
第二十五話「覚醒」
メディカルルームではやっとべジータの治療が終わっていた。(死の淵から蘇り、パワーアップ)
やっと悟空の治療が始まる。
ピッコロの界王拳20倍によって、しだいにピッコロが押していった。
「勝てる!!!」
悟飯が言ったが、その言葉もぬか喜びと変わる。
「この変身を見せるのも貴様等が初めてだ………」
そう言って、フリーザは変身していった。
その時、やっとクリリンが戦場に着いた。
「遅れてすまない」
変身したフリーザによって、ピッコロまでもがやられていった………
その時、ベジータが来たのである。
「フリーザはもう変身していやがるのか」
ベジータは力を解放して、戦ったが、互角…いや、ややフリーザの方が押していた。
大体互角という中で、緊迫した戦いが続く。
その頃、悟空の治療が完了していた。(死の淵から蘇り、パワーアップ)
「このままの姿でも勝てるのですが、特別大サービスで最終形態へとなってあげましょう」
変身したフリーザはまずは試しにといった感じで超能力でクリリンを空中に上げ………
その時、悟空がやってきた。
デスボールでクリリンが殺される。
「悟空ーーー!!!」
「クリリンーーー!!!」
これを見て、亀仙流の悟空、ヤムチャ、天津飯、餃子の何かが切れ、怒りによって、覚醒したのであった。
(悟空は超化、ヤムチャは目つきが鋭くなり、髪が茶色に変わり、狼のようになる、ちなみにその時の名前は「ウルフ・ヤムチャ」
天津飯は3つ目族の力によって覚醒、餃子は潜在能力を引き出してもらったことによる、完全な覚醒)
「あれは………スーパーサイヤ人!!!!!」
悟飯もクリリンが死んで、怒りによりパワーアップしていた。
戦闘能力
ウルフ・ヤムチャ…1000万
覚醒餃子800万
覚醒天津飯600万
悟飯(怒)…250万
超悟空…1440万
フリーザ最終形態…2000万
第二十六話「超元気玉」
Z戦士達は覚醒し、
天津飯は真・気功砲、悟飯は魔閃光、ヤムチャは狼牙風風波、餃子は超どどん波、ベジータはギャリック砲、悟空は超かめはめ波を放つが
フリーザは両手を使い、なんとか弾き飛ばした。
フリーザは強く、圧倒されていた。
最後のかけ、超元気玉にかけることにした。
「悟空と俺以外は帰ってくれ、俺がフリーザの動きを止め、悟空は超元気玉を溜めるんだ」
「そんな馬鹿なことができるか!!!」
しかし、餃子は………
「ヤムチャの言うとおりだ。この中でまともにフリーザの動きを止められるのはヤムチャしかいない、それにいても足手まといになるだけだ」
餃子達はデンデをつれて、地球に帰っていった。
「完成には何分かかる!?」
「5分ってとこだ」
ヤムチャの地獄の五分間が始まる………
ヤムチャは狼牙風風斬でフリーザに斬りかかっていった。
「足下がお留守だ!」
尻尾で足を払おうとしたが、ヤムチャはその動きを読んでいて、ジャンプしてかわし、重力とともにフリーザに斬りかかった。
「今のは居留守だ、本当の狼牙風風斬は足下がお留守じゃないぜ?」
「ゆるさんぞ、虫ケラが!!!」
「スモーク操気弾!!!」
ヤムチャはすぐに気を消して岩陰に隠れた。
「そこかっ!!!」
ヤムチャの姿が少し見えた所にでかいエネルギー波を放った。
ヤムチャの姿はない。
「ついにくたばったか………速くソンゴクウを殺しに…ぐっ!!!」
背中に激痛が走る。
「今のは残像拳だ、油断したな」
ヤムチャはそろそろ超元気玉が完成してると思って油断していた。
次の瞬間、ヤムチャは尻尾で足下をすくわれ、こけたところにエネルギー波をぶち込まれた。
「がはっ!!!(まだかよ悟空)」
悟空はテレパシーで超元気玉が完成したことを伝えた。
「た…太陽拳!!!」
ヤムチャの太陽拳でフリーザにスキが出来た。
そのスキに超元気玉を撃った。
「こんなもので……こんなもので………ぐわぁーーー!!!!!」
フリーザを倒したのである。
しかし、その衝撃でナメック星が崩壊寸前。
一刻も速く、宇宙船に乗らなければならなくなり、近くのフリーザの宇宙船に乗った。
「動け、動いてくれぇーー!!!」
第二十七話「新しい神龍」
40日後、ブルマ達を乗せた宇宙船は地球にたどり着いた。
神様は神の座を退き、デンデが神に即位した。
ドラゴンボールも出来たので、神龍を呼び出し、
1つ目の願いでナメック星を修復し、2つ目の願いで悪い奴を除くナメック星で死んだ者を生き返らせることになった。
「これでクリリンも生き返るな」
「でも、クリリンさん、それだったら地球にこれなくなるんじゃ………」
「し、しまった!!!!!!!!………いや、まてよそれぐらい神龍ならサービスしてくれないか?」
デンデのドラゴンボールはサービス精神というものが無かった。
ということで、クリリンはナメック星に留まることになってしまった。
第二十八話「帰ってきたフリーザ、未来からきた青年」
「パパ、ここが地球だよ」
「小さな星だ、一発で消してしまえばよかろう」
「それじゃあボクの気がすまないんだよ」
メカフリーザとコルド大王が地球に降り立った。
「地球か…なかなかの星だ」
Z戦士達はすでに集まっていた。
「死んだんじゃなかったのか?」
「たしかに死にかけたさ、なんとかナメック星を抜け出してパパに連絡を取ったんだよ、それでボロボロの体を直した代償がこれだ」
大地が震えだす。
「ゆるさんぞ、虫ケラども!!!貴様等を殺した後、あのソンゴクウとヤム何とかって奴を殺すんだーーー!!!!!」
餃子達は覚醒の力でフリーザに立ち向かうが、すぐに虫の息と化した。
その時、何かのマシンが突然と現れた。
中からは青年が出てきた。
「なんだい、キミは」
「お前を殺しに来た(決まった!)」
台詞を気にする青年だが、その言葉を聞いた瞬間、フリーザは青年に襲い掛かった。
青年はかろうじて、かわし、なにやら変身し始めた。
「あれは………ヤムチャのウルフの力、どうしてだ、ヤムチャのオリジナルのはずでは!?」
ウルフの力を出した青年はフリーザを真っ二つにした。
「狼牙風風斬っ!!!」
「あれも、ヤムチャの技だ………」
すると、コルド大王も倒してしまった。
その時、宇宙船が落ちてきて、着陸した。
中からは悟空とヤムチャが、変な服を着てやってきた。
「さっき、フリーザを倒した奴誰だ、すげぇ気だったぞ、ピッコロか?それともべジータか?」
「いや、そこの青年だ」
青年は悟空とヤムチャとヤジロベーに来るように言った。
「父さ……ヤムチャさん、ヤジロベーさん、ちょっと刀を貸してください」
すると、三つの刃が光り出した。
第十四話で説明した三つの刃がそろったのである。
三つは100%の力が引き出され、強くなった。
戦闘能力
メカフリーザ(故)…2500万
ヤジロベー…1200
第二十九話「ヤムチャの子供」
「俺はもう刀を使わないから、やるよ」
ヤジロベーが青年に刀を渡した。
「ヤムチャさんとヤジロベーさんはもういいです。あっちに行っといて下さい」
そして、青年は悟空に自分の名前をトランクスということを教え、他にも
自分はヤムチャとブルマの息子であること、未来からやってきたこと、
三年後に人造人間が現れること、悟空以外のZ戦士はやられ、悟空も心臓病で死んだことを伝えた。
悟空に心臓病の特効薬を渡し、みんなにヤムチャのことを触れないように伝えるように、と悟空に伝えた。
その後、悟空とヤムチャは瞬間移動を使えるようになったことも言った。
悟空の話を聞いたZ戦士達は三年後に向けて修行を始めた。(一年後にドラゴンボールでクリリンが戻ってくる)
ヤムチャと餃子は相変わらず重力室で修行し、ヤムチャはウルフの力、餃子は覚醒の力を扱えるようにもしようとしている。
悟空は組み手をピッコロ、悟飯、天津飯としていた。
べジータはヤムチャのすすめでカリン塔に行き、超神水を飲みに行った。(飲んだ後、スーパーサイヤ人の力が目覚める)
そして、カプセルコーポレーションに居座り、重力室で修行することにした。
ドラゴンボールの力で戻ってきたクリリンに二年後のことを話した。
クリリンはナメック星に一年居たことで、回復能力をナメック星人にフリーザを倒したお礼に教えてもらった。
(デンデほどではないが、じょじょに回復するし、傷なども回復できる、気を使うが自分も回復出来る)
それからクリリンは二年悟空達と組み手で修行した。
戦闘能力
ヤムチャ…12万(100倍で1200万、ウルフで9000万)
餃子…10万(100倍で1000万、覚醒で8500万)
べジータ…100万(超化で1億2000万)
悟飯…25万(フルパワーで5000万)
天津飯…6万(100倍で600万、覚醒で6000万)
悟空…170万(超化で2億)
クリリン…6万(フルパワーで3000万)
ピッコロ…天津飯に界王拳のコツを教えてもらい、100倍に…100万(100倍で1億)
第三十話「烈戦、人造人間!!!」
ヤムチャ達は街中でトランクスに言われた怪しい二人組を探した。
「(もう本人に聞いたりはしないぞ)ここらへんで怪しい二人組を見なかったか?」
過去に来て何年も経っているので二人の顔は忘れていたヤムチャ、またもや本人に聞いてしまう。
なんとか本人だと気づいたので貫かれるまではいかなかった。
「あぶねぇ、あぶねぇ………」
ヤムチャは気を解放し、みんなに見つかったことを伝えた。
「ヤムチャの気だ!見つかったのか?」
Z戦士達はヤムチャの気がある方向へと向かっていった。
そして、Z戦士全員が着き、
「ここは危険だ、場所を変えよう」
ピッコロの提案でZ戦士達と人造人間二人は飛んでいった。
「(データではソンゴクウにも勝てる)勝負だソンゴクウ」
悟空はスーパーサイヤ人に変身した。
「(データにないぞ!………いや、どちらにしろ勝てるだろう)」
最初は悟空が押していたが、じょじょに押され始めた。
「そうか!父さんは心臓病だったんだ!」
「誰かこいつを連れてってやれ」
「俺が瞬間移動で行こう、あそこには気の大きい武天老師様やチチもいるから瞬間移動できる」
ヤムチャが瞬間移動で悟空を返し、戻ってきた。
その頃、19号とべジータが激戦中だった。
「人造人間ってのは痛みを感じないらしいな、ならば………」
19号はべジータの腕をつかみ吸収し始めた。
しかしべジータは、腕をちぎらせ、ファイナルフラッシュでとどめをさした。
「くっくっく、なかなかいい花火だ」
そのすぐ後、べジータは20号を破壊しに行った。
20号との戦いが始まった。
「(このままでは、まずい、そうだ、ヤムチャの力をたせばいくらかましになるだろう)」
ヤムチャは負担をかけない界王拳100倍だったのでいきなり、吸収された時にはやばかったが、
すぐにウルフ・ヤムチャになり、20号を瀕死に追い詰めた。
「17号と18号を使うか………」
そう言って、20号は逃げ去った。
その時、トランクスが現れた。
「みんなは何と戦っているんだ!?」
逃げた20号を追ったが、見失ってしまい、探している間にすでに20号は16号、17号、18号に殺されていた。
戦闘能力
16号…10億
17号…2億5000万
18号…2億2000万
19号(故)…5000万
20号(故)…6000万
第三十一話「融合」
16号、17号、18号と出くわし、戦うことになってしまった。
16号は下がり、17号と18号との戦闘………
悟空がいない今、ヤムチャ達、トランクス、べジータさえもがボコボコにやられてしまった。
人造人間達は帰っていった。
その時、ピッコロは敵の気を感じ取り、天界に飛んだ。
「これは、新たなる敵を倒す融合だ」
ピッコロと神は融合した!!!
「しんじられんほどのパワーだ!」
強くなったピッコロは敵の気のする方へ向かっていった。
その頃、悟空の心臓病が回復していた。
ピッコロはセルという緑の生物と出くわした。
「わが名はセル、兄弟よ」
「なんのことだ?」
ピッコロはセルと戦い始めた。
その途中、ピッコロはセルの腕を手刀で引きちぎった。
しかし、次の瞬間!!!
なんとセルの腕が再生したのである。
「お前の細胞もあるのでな」
しかし、戦いはピッコロの方が押していた。
「完全体でないお前にとって勝ち目はないと思うんだがな、どうする?」
「太陽拳!!!」
「ぐわっ!」
セルは太陽拳を使って逃げた、視力が回復した頃にはすでに逃げ切られていた。
「あれは天津飯の技!!!………天津飯の細胞もあるのか…」
Z戦士達が戦いに気づきピッコロのところへやってきた。
「なんだあれは?」
「人造人間みたいだな、しかもあいつは俺達の細胞を持っているらしい」
その時、悟空がやってきた。
「なんだあいつは?」
(中略)
「それよりピッコロ、何かパワーアップしてないか?」
「ああ、神と融合したんだ」
「ということは、神コロ様か」
「なんと呼ぼうとかまわん」
戦闘能力
ピッコロ…600万(100倍で6億)
トランクス…50万(界王拳100倍で5000万、ウルフ化で2億)
セル…4億
第三十二話「16号の実力」
16号、17号、18号が破壊を楽しんでいたところ、
セルがやってきたのである。
「兄弟たちよ、おとなしく吸収されるんだな」
「いかん、さがれ!!!!!」
16号は必死にセルを倒しにいった。
ダメージは与えたが、スキを見られて17号を吸収されてしまったのである。
「完全体にさせるわけにはいかない!!!」
しかし、16号は突き飛ばされ、18号も吸収されてしまった。
Z戦士達もここに来た時にはすでに遅し、セルは完全体になっていた。
「これが、完全体の力!!!」
大地が震える、
「10日後にセルゲームを開く、それまでにせいぜい修行しておくんだな」
Z戦士達はしぶしぶ承諾することにした。
デンデの提案で精神と時の部屋を使うことになった。
ここは、1年入れて、1年で24時間しか経たない場所である。(さらに空気も薄く、重力も10倍)
一度に二人しかはいれないので、最初は、悟空と悟飯が入ることになった。
一日後、悟空と悟飯が出てきた。次は、べジータとトランクス。
出てきて、ヤムチャと餃子。さらに出てきて、天津飯とクリリン。
最後にピッコロが入り、五日経った。
後は皆、カプセルコーポレーションの重力室を借りることになった。
そして、セルゲームの日がやって来た。
戦闘能力
セル17号吸収…16億
完全体…40億
悟空…超2習得1700万(超化で20億、超2化で30億)
悟飯…超1習得850万(超化で10億)
べジータ…超2習得1000万(超化で12億、超2化で18億)
トランクス…200万(100倍で2億、ウルフ化で10億)
ヤムチャ…120万(100倍で1億2000万、ウルフ化で9億)
餃子…110万(100倍で1億1000万、覚醒で8億8000万)
天津飯…75万(100倍で7500万、覚醒で7億5000万)
クリリン…125万(フルパワーで6億)
ピッコロ…1500万(100倍で15億)
第三十三話「セルゲーム、始まる!」
「だーはっはっは、セルめこの俺が勝負だ!!!!!!」
サタンが向かっていったがすぐに払われ、飛ばされた。
「誰か私と戦う奴はおらんのか?」
「おらが行こう」
そう言ってから、超2化した。
「いくぞ!!!」
セルと悟空の激しい攻防、そこでセルは一旦距離をおき………
「かめはめ波!!!」
悟空はなんとか瞬間移動でかわす。
「データにない動きだな………新技か!?」
セルは悟空との距離をやや縮め、どどん波を放つ。
「ぐっ!!!」
瞬間移動が間に合わず、直撃を受ける。
「この技はかめはめ波に比べ、速射性があるのでな」
その後の悟空もセルの四妖拳などの多彩な技に翻弄され、やられてしまった。
「俺はもう無理だ………」(超化すると一人称は俺に)
「そんな、お前がいないと」
「任せた、おめぇの出番だ、悟飯!!!」
「悟飯………?」
「悟飯は怒ったときにそれこそ俺達以上のパワーを出すんだ」
「ほう、ならば怒らせてみるか」
セルは悟飯を怒らせるために、殴ったり縛ったりした。
「怒れ、怒れ!!!」
しかし、悟飯から力はでない。
「つまらん、なら、他の奴を痛めつけてみるか」
セルの背中から小さいセルが出てきたのである。
「キキッ!」
7匹のセルジュニアが瀕死の悟空以外の一人、一人に戦っていく。
「ふざけるなっ!!!」
超1のべジータがセルジュニアにエネルギー波を撃つが、あんまり効いていない。
ヤムチャは複数に有効なファンネル操気弾を放つが、足止め程度にしかならなかった。
そこで、べジータは超2化する。
ヤムチャ達は限界を出して戦うが、(べジータ、ピッコロ以外は)ボコボコにされていく。
「やめろっ!!」
「お前の相手は私だ」
そういって、悟飯に攻撃する。
ついに、ブチギレた悟飯は超2化し、セルジュニア達を瞬殺、さらにセルにかめはめ波を撃った。
セルもかめはめ波で応戦するが、かめはめ波勝負ではセルは負けてしまう。
「ちぇっ、もう終わりかつまらない」
完全に油断していた悟飯は無傷のセルに強烈なパンチをくらった。
「うぐぁぁっ!!!!」
「言ったはずだ、私はお前達の細胞を持っていると」
「そうか!天津飯の細胞でかめはめ波は効かないんだ!」
「天津飯の細胞、太陽拳といい、これといい、活躍するなぁ」
悟飯は次に、魔閃光を放つ。
しかし、パンチの時のダメージが大きく、押されていく。
「だめか………」
誰もがそう思った時、ヤムチャのファンネル操気弾がセルに直撃、意識が切れたセルに強烈な魔閃光が直撃する。
「ぐわぁーー!!!」
「やったか!?」
しかし、セルは生きていて、でかく膨らんでいた。
「私は三分後に自爆する。ショックを与えたらすぐに爆発する。地球まるごと木っ端微塵だ、さあ、どうする?」
悟空はセルをつかみ、界王星へ瞬間移動した。
「界王様、逃げるんだ!!!」
悟空は界王を掴み、閻魔様のところに瞬間移動した。
そして、界王様に説明した。(すでに界王星破壊)
「それなら、仕方あるまい。ドラゴンボールとやらで戻せんのか?」
「わかったよ」
戻ってきた悟空が説明し、皆は安心した。
戦闘能力
悟飯…超2化で50億
セルジュニア…15億
第三十四話「グレートサイヤマン」
セルとの戦いから七年………(未来トランクスは三つの刃をヤムチャに託し、帰っていった)
悟飯は学校に行くようになっていた。(修行はほぼサボリ)
悟飯はビーデルに出会い、父親がミスターサタンということから、急展開を向かえた。
さらに、悟飯はビーデルを見て、正体がばれないようにグレートサイヤマンとして平和を守ることにした。
その頃、Z戦士達は………
修行をしていたが、歳からか、戦闘能力もほぼ伸びないでいた。(サイヤ人以外)
それに、なんかクリリンがドラゴンボール使って、18号を生き返らせていた。
「(狂ったか?、クリリン)」
ところで、ヤムチャの子供トランクスはというと………
現在、八歳ですでに、ウルフの力も使えるようになっていた。
悟空の第二子、悟天は七歳で、武空術などの基本的な技も覚え、(トランクスもヤムチャの技は全て継承)超化できるようにもなっていた。
そして、悟空は超3化出来るようになった。
「(次の天下一武道会にはでるが………バビディの宇宙船の構造は知らんからなぁ)」
一ヶ月後、天下一武道会がやって来た。
戦闘能力
悟空…超3習得、3600万(超1で40億、超2で60億、超3で100億)
べジータ…2500万(超1で30億、超2で55億)
悟飯…1700万(超1で20億、超2で40億)
ヤムチャ…150万(100倍で1億5000万、ウルフ化で10億)
餃子…125万(100倍で1億2500万、覚醒で10億)
ピッコロ…2000万(100倍で20億)
天津飯…80万(100倍で8000万、覚醒で8億)
クリリン…150万(フルパワーで8億5000万)
悟天…400万(超化で5億)
トランクス…40万(100倍で4000万、ウルフ化で3億)
第三十五話「シン」
天下一武道会子供の部では、悟天、トランクスが余裕で勝ち続け、最終的に悟天が優勝した。
そして、大人の部
予選はパンチングマシーンで16名が勝ち残ることになった。
くじ引きでは………
第一試合ビーデル対スポポピッチ
第二試合ピッコロ対シン
第三試合グレートサイヤマン対キビト
第四試合18号対マイティマスク
第五試合クリリン対ヤムー
第六試合悟空対べジータ
第七試合天津飯対餃子
第八試合ミスターサタン対ヤムチャ
ビーデルは本家はピッコロの武空術を悟飯から教えてもらい(鶴仙流の武空術よりもピッコロの武空術の方が、高性能かつ、覚えやすい?)
ビーデルが有利の様に思えたが、スポポピッチの超人的な力に敗れる。
未来を知ってるヤムチャはすでに仙豆は持っており、ビーデルは幸いすぐに回復した。
ピッコロはシン(界王神)の話術の不気味さから、棄権した。
グレートサイヤマン対キビト、正体がばれてる悟飯は超2化させられ、成り行きでZ戦士達は界王神に
バビディという悪党を倒すために、バビディの宇宙船へと連れて行かれた。
スポポピッチ、ヤムーも逃げたため、バトルロイヤルで優勝者を決めることに。
18号対マイティマスク(悟天とトランクス)対ミスターサタン
「マイティマスク選手の体がちぎれたぁぁ!!!」
などのアクシデントの中で、ミスターサタンが勝利した。(18号は後日、集金に)
第三十六話「ビビディバビディブウ」
「ビビディがブウを封印したんですが、その息子バビディが………」
長ったらしい話が続く。
「フリーザ程度なら一撃………」
「(まだ続くのか)」
イライラを態度には出さないが………
「それならやめますよ!ヤムチャさん」
「あの野郎、心も読めるのか」
そうこうしている内に、バビディの宇宙船に着いた。
「さあ、いくぞ」
気を消して、行こうとするが
「お待ちなさい!!!」
「シッ、声がでかい」
界王神がでかい声を出したせいでダーブラに気づかれた。
「あれは、魔界の王ダーブラ!!!仲間にしていたとは………」
間をあけずにすぐに言って、自分の失態を誤魔化そうとしているのが、ヘタレだったヤムチャには分かる。
「何の用だ」
ダーブラは戦闘体制に入り、得意の唾攻撃でヤムチャが石化………
とはいかず、主役はさすがに石化しなかったが、天津飯が石化。
しかし、宇宙船に誘うように、逃げていった。
「追うぞ!!!」
「お待ちなさい!!!!」
Z戦士達はもちろん無視、界王神もついていかなければならなくなった。
「ようこそ、我が宇宙船へ」
船内アナウンスが聞こえる。
と、その時、ドアが閉まってしまった。
「罠だったか!!!!!」
一人驚く界王神を尻目に一人目の刺客、プイプイが現れた。
ダメージが大きいと魔人ブウが復活してしまうので一人ずつ戦うことに、
戦う戦士はじゃん拳で決めることになった。
「くっ、目潰しか!!!」
「さっさと決めろ!!!」
プイプイがキレているのを見て、仕方なくじゃんけんで決めることに。
30分後、ついに勝者は決した。
「ボクだ」
餃子である。
「やっと決まったか」
プイプイは相当ご立腹の様子。
プイプイとの戦闘が始まる、餃子は片手超能力、超どどん波のコンボではめていった。
バビディが場所を変えても、意味がなくプイプイは瀕死状態に、
餃子はかつて、フリーザがクリリンを倒した時のように、超能力で空中に浮かせ、
かつて、ピッコロがラディッツを倒した時のように、超どどん波で心臓を貫いた。
「勝った!!」
餃子が子供のようにはしゃぐ。
そして、第二ステージ、ヤコンとの対戦。
餃子を除く、六人のじゃんけんでクリリンが勝利。
第三十七話「光と闇」
第二ステージは真っ暗な暗闇だった。
「グフフ、見えまい!!」
しかし、クリリンはヤコンの攻撃を軽くさばく。
「気を感じることで場所も分かるし、それに空気の流れとかで相手の動きも読める」
「な、なにっ!!!そんなことが」
「それに………」
クリリンの頭が光る!(まだ髪の毛は生えていない)
「こうすれば、見えるしな」
唖然とするZ戦士達。
しかし、光が消える。
「あれ?」
「うめぇ、こんなボリュームのある光は初めてだ」
その頃、バビディ達は………
「こいつ、3000キリもありますよバビディさん」
「なにっ!ヤコンは800キリだから勝てないな」
と魔人ブウのメーターがなくなっていってることには気づかないバビディ達、
「(まてよ、こうすれば)ほら、もっと食え」
「なんで、クリリンは光を食わせてるんだ?」
「まあ、クリリンなりの考えがあるんだろ、あいつも馬鹿じゃない」
「み、見ろ!!!」
魔人ブウのメーターがなくなっていってることにやっと気づくバビディ。
「ヤコン!!!やめろぉ!!」
「まあいいか」
なおも食い続けていた。
そして、さらにハゲが光る!!!
ヤコンは嬉しそうな顔で食う。
パンッ!!!という音が聞こえたかと思うとすでにヤコンの姿はなかった。
「なるほど、最後は強力な光を入れて、破裂させるというわけか」
「考えたな、クリリン」
「ヤ、ヤコンまでやられるとは……こうなったら私が行くしかありませんね」
第三ステージ、ダーブラ対ヤムチャ!!!(じゃんけん省略)
第三十八話「ダーブラ対ヤムチャ」
ダーブラとヤムチャの戦いが始まる。
「狼牙風風斬!!!」
しかし、ダーブラはそれをかわし、エネルギー波を放つ。
紙一重でかわしたものの、ダーブラの猛攻は続く。
それを見てべジータは
「あんな奴にてこずるとはな」
「………そうか」
ダーブラは何を思ったか、逃げていった。
「あいつ、なんで逃げたんだ?」
ダーブラがバビディの部屋に戻ってくる。
「悪の心を持っているものを見つけましたぞ」
こうして、べジータはバビディによって、悪の力を呼び戻させられ、悟空と一騎打ちをすることになる。
そして、先を進む界王神達。
バビディの部屋にたどり着き、界王神は
「さあ、ダーブラとバビディを倒すのです」
と、自分は戦う気なし
そして、バビディ達を倒しに行こうとした時、魔人ブウが復活したのである。
「おおぉぉー!!!ついに復活したぞ、魔人ブウが」
「そんなに悟空さんとべジータさんの戦いが速いなんて………完全に私の誤算だ」
「ど、どうするんだよ」
「こうなってしまったら逃げるしかありません!!!」
「し、しかしなぁ」
「はやく!!!!!」
と、ビビリまくっている界王神を尻目に魔人ブウが復活した。
「ふぁー、よく寝た………」
………デブいまぬけな姿の魔人ブウを見て、唖然とする魔人ブウ以外の人達。
「………ま、魔人ブウは完全じゃなかったのです!!!さあ、みなさん、やっつけちゃってください」
と、やっぱり戦う気のなかった界王神だが、次の瞬間!!!
「ぐはぁっ!!!」
ブウの攻撃によって、界王神は大ダメージを負った。
「は、速いっ!!!」
「おぉ、すごいぞ、魔人ブウ!!!」
ばんざいして喜ぶ魔人ブウ…………
それを見てダーブラは魔人ブウの体を貫いた!
「こんな奴を使うと、いつか裏切って、殺されますぞ!!!」
「な、なんということを………」
しかし、魔人ブウは生きていた。
怒った魔人ブウは魔界の王ダーブラをクッキーにして食った。
「…………すごいぞ、魔人ブウ!!!」
ほめちぎるバビディだが、ダーブラはあの世へ逝ってしまった。
「と、とりあえず、逃げましょう!!!はやく!!!!!!」
界王神は必死の形相で逃げていき、ヤムチャ達もそれについていった。
第三十九話「Zソード」
悟空とべジータの激戦では、二人とも最後の一発勝負にでて、同士討ちになってしまった。
「あぁ、これでは魔人ブウを倒すのは………」
「いや、Zソードがあるじゃないですか」
「そ、そうかっ!ちょっと皆さん瞬間移動しますんでついて来てください……カイカイ!!!!!」
よく分からない掛け声をあげた後、目の前に緑の広がった、神界に着いた。
Z戦士達はZソードと呼ばれるものがあるところまできた。
「このZソードというものは……………」
界王神の話が始まり、三十秒ほどで早くもイライラを隠せないZ戦士達。
やっと話が終わり、悟飯がZソードを超化して、抜くことになった。
「うおおぉぉぉ!!!!」
うなり声をあげた後、Zソードを引っこ抜いた。
「その剣を使いこなせるようになれば、魔人ブウにも勝てるだろう」
しかし、ネタを知っているヤムチャは
「ちょっとそれでこの岩斬れるかやってみようぜ」
と言ったヤムチャを見て、界王神は
「いや、どうせならもっと硬いものにしましょうよ」
と言って、カッチン鋼と呼ばれる宇宙一硬いものを持ってきた。
「じゃあ、これを斬ってみろ」
カッチン鋼を確認し、そして、真っ二つになるようカッチン鋼にZソードを振り下ろす!
バキョッ!!!という音がしたかと思うと、逆にZソードの方が真っ二つになっていた。
「そ、そんなバカな!!!」
その時一つの影が神界に舞い降りた。
第四十話「老界王神」
Zソードが折れて、ざわめくZ戦士達をよそに影、いや、老界王神はこちらに向かっていた。
「力がつくことによって魔人ブウを倒すためのものだったに違いない!!!」
勝手なことを言っている界王神………
「それは違うのう………」
「だ、誰だ!?」
とりあえず後ろにさがる界王神、自分の身の保身を一番においている。
「わしは先代の界王神じゃ、そのZソードに封印されていたんじゃ、そして、そのわしが隠された力を出すことができるんじゃよ」
「な、何ですって!!!」
その頃、魔人ブウはバビディに使われるのに嫌気がさし、バビディの首を絞め殺し、その後に
サタンの仲間になるが魔人ブウが連れてきた犬が銃で撃たれ、さらにサタンも銃で撃たれたことによる怒りで
悪の心の魔人ブウが生まれてしまい、もう一つの方の魔人ブウは悪の魔人ブウに食われてしまった。
このことに気づいた老界王神は
「Zソードを抜いたという奴の力を特別に引き出してやろう。それと魔人ブウが動き出したから誰かが戦いに行くんだ」
それを聞いてピンときたピッコロは
「悟飯だけここに残って、他の奴は天界に来てくれ」
こうして、ヤムチャは瞬間移動し、天界に着いた。
それを察していた悟空は天界に占いババの力で来ていた。
「魔人ブウに勝つにはフュージョンしかない」
その時、トランクスと悟天が瞬間移動で天界に来た。
「こいつらは同じぐらいじゃないのか?」
「いや、サイヤ人の血を引いてる悟天の方が明らかに強い」
結局、戦闘能力の近いヤムチャと餃子になった。
そのことを知って、ブルマも天界に来ていた。
「ヤムチャ!あの青龍刀、調べてみたんだけど、三つの刃っていって………」
三つの刃の説明が始まる。
「それで、真に強い敵が現れた時、三つは一つになるって………」
そんなこんなで、悟空とピッコロにフュージョンを教えてもらうことになった。
「いいか、ここでこうだ」
二時間ほどでマスターし、フュージョン後に有頂天になっているヤムチャオズ(漢字だと飲餃子か飲茶子)は
魔人ブウを倒しに行く。
「待て!!!」
ピッコロの叫びも聞かず、行ってしまった。
五分後………
ボロボロになりながら逃げる、ヤムチャオズが居た、後ろには魔人ブウが居る。
「言わんこっちゃない!!!」
その頃、神界では………
「準備は終わった、さてと、後は儀式じゃな」
「それって、何時間ですか」
「二十三時間じゃ」
「…………」
第四十一話「時間」
「まあ、まて魔人ブウ、この砂時計が全て落ちるまで待つんだ」
しぶしぶ引き受けた魔人ブウをよそに、ヤムチャと餃子は精神と時の部屋に行き、修行をすることに。
ピッコロが砂時計を裏返したりする頭脳プレイによって、なんとか二時間(精神と時の部屋では約三十五日)
持ちこたえ、ヤムチャ達に休むことを命じてから、精神と時の部屋までの道を遠回りして時間稼ぎしていた。
「やっと戦えるのか………」
そして、一応仙豆を持ったピッコロが魔人ブウを部屋に入れた。
「待っていたぞ魔人ブウ!!!」
そう言ってフュージョンするヤムチャと餃子。
「ウルフ化や覚醒なしでフュージョンしやがった……」
ヤムチャオズの攻撃は全く効かず、ついにウルフ化した。
餃子の白い部分が毛の所に行き、銀色の毛をしたシルバーウルフヤムチャオズといった感じになった。
「狼牙風風斬!!!」
すごい速度で斬りかかり、切り裂くが、すぐに元に戻る。
斬りかかった後のスキを狙い、蹴り飛ばされる。
「ぐぉっ!!!」
さらに倒れた後に、エネルギー波を撃つ。
「くぅっ、強い!!!」
その時、ヤムチャの荷物の所が光り、青龍刀も光り出し、一本になった。
「真に強い敵が現れた時、三つは一つになる」
「こういうことか」
「体に力がみなぎる………これなら勝てるかもしれない」
その頃、神界………
悟飯が座り、その周りを老界王神が踊りながら回る。
「(変な儀式だな………)」
「あと二十一時間じゃ!」
戦闘能力
プイプイ(故)…1200万
ヤコン(故)…8000万
バビディ(故)…6500万
ダーブラ(故)…8億8000万
デブブウ…75億
魔人ブウ…150億
ヤムチャオズ…4400万(ウルフ化で130億)
第四十二話「入り口」
「狼牙風風斬!!!」
さっきとは段違いのパワーとスピード………
素早く連続で切り裂きバラバラにする。
「今だ!!今、完全に消滅させるんだ!!!」
ヤムチャオズは急いでどどん波を放つが、消滅させられなかった。
「せめて、かめはめ波だろ」
結局、元に戻ってしまった。
ヤムチャオズは急いで狼牙風風斬を撃つが、同じ技は何度も通用せず、懐に潜り込まれる。
そして、どてっ腹に一発パンチが………
「ぐおぉっ!!!」
この一撃により、ヤムチャオズはダウンしてしまう。
そこにブウがどどん波を撃つ。
身を翻し、紙一重でかわすヤムチャオズ。
「人の技を一度見ただけで撃てるようになるとはな………しかし、これはどうかな?」
そう言って、特大の操気弾を刀から放つ。
しかし、かわされてしまう。
「ほめるのはまだ早いんじゃないか?」
この台詞が言いたいがために、ほめてないのにほめたことにするヤムチャオズ。
「餃子の人格が少ない気がするな………」
密かにツッコむピッコロをよそに、ヤムチャオズは刀をを動かし、操気弾を操って、後ろから当てていた。
そして、それをくらったブウは消滅しかけだった。
「今度こそ消滅させてやるぜ!ウルフハリケーン!!!」
ヤムチャは第七話に登場したウルフハリケーンを放ったが、またしても、消滅させられなかった。
「だから、せめてかめはめ波だろ………遊んでるんじゃないんだぞ………」
結局、元に戻る。
そして、今度はブウが操気弾を放つ。
「そ、そんな………」
ヤムチャはかめはめ波で操気弾を相殺するも、操気弾をブウに撃たれたことにショックを受けていた。
「もう、無理だ………」
それを聞いたピッコロは精神と時の部屋の入り口を破壊した。
「なっ!?」
「これで俺達はここから出られないが、ドラゴンボールを使えば、でてこられる」
「ここから出られない……?」
魔人ブウの血管が浮き出る。
「そんなの嫌だー!!!」
子供みたいにそう叫んだ時に精神と時の部屋に穴があいた。
そこから、魔人ブウは部屋を出て行った。
「し、しまった!!」
ヤムチャオズはまだショックを受けていた。
「落ち着け、ヤムチャオズ!!!あのブウが使った操気弾はでかくなかったろ?奴は所詮見よう見まねだ
あいつにでかい操気弾は撃てん!」
「そ、そうだったのか………」
なんとかヤムチャオズをやる気にさせたピッコロだった。
第四十三話「真気功砲」
精神と時の部屋から、なんとか脱出したヤムチャオズは魔人ブウに追いつき、何も無いところで戦わせようとする。
一応同意し、ついてきた魔人ブウ。そこに第三十六話で石化してから、回復した天津飯も居た。
ピッコロは一応事情を説明。
「悟飯は儀式に時間がかかっているのか、ならば真気功砲で奴を止める!!」
「ちなみに、真気功砲は約20時間、時間を稼げる」
ということで天津飯は後ろに隠れていた。
ヤムチャオズは
「おい、こっちだ!!!」
と言って、ブウを天津飯に背中を向けさせた。
「よし」
天津飯は気配を消しながら、上空へと向かう。
「真・気功砲!!!」
魔人ブウが地面に埋まり、這い上がってくる。
「はぁっ!はぁっ!…………」
埋まっては這い上がりを繰り返す魔人ブウ。
「よし、このスキに精神と時の部屋に修行しに行くぞ」
「280日ぐらいがタイムリミットだからな、それと一度フュージョンが切れると
183時間(精神と時の部屋内では)ぐらいフュージョン出来ないからな!」
よく一瞬で計算できるなと思いつつ、ピッコロを天津飯の見張りにおいて、精神と時の部屋に行った。
修行と言っても、戦闘能力はもうピークなので上がらないので、やはり新技開発。
その頃、地球のドラゴンボールが使われ、悪人を除いた、今日死んだ人を生き返らせた。(悟空、べジータなど)
もう一つの願いで、仙豆を出来るだけ作ってもらった。(1000粒くらい)
第四十四話「一人目の犠牲者」
悟空とべジータは生き返り、天界に着いた。
ヤムチャオズは精神と時の部屋へ。
「たしか、280日だったな、時計はあるし、大丈夫だろう」
ヤムチャオズは175日で狼牙風風斬と太陽拳の新技、狼牙太陽斬を編み出した。(ヤムチャだけでも使える)
さらに操気弾を超能力により操り、ヤムチャオズの餃子の人格が操ることにより、戦いながら操れるようになった。
「あと、135日くらいだな、さらに新技開発だ!」
その頃………
「界王神様、寝てませんか?」
「………ハッ!…し、素人にはそうみえるかも知れんな!素人には!」
あと8時間半………
さらに8時間経過………
「はぁっ!……ぐっ!!?」
天津飯のパワーが底をついた。
「くそっ!あと30分だぞ………こんな奴に任せるんじゃなかった」
天津飯は魔人ブウに殺されると思い、もう居なくなっていた。
「よくもやってくれたな………」
魔人ブウが立ち直り、ピッコロの方を向いた。
(こ、殺される!!!)
悟空はピッコロの状態を知り、すぐさま、ブウのところへ向かった。
「ピッコロは何処だ!!!?」
「ここだ」
と言って、腹を叩くブウ。
悟空は超3化して、ブウに襲い掛かった。
シンプルな攻撃をピッコロを吸収して頭の良くなったブウは軽くさばく。
そして、目から怪光線を放つ。
「ぐっ!あれはピッコロの技!」
悟空は太陽拳、かめはめ波など色々戦方を変えていく。
しかし、その撃った技を全てコピーされていたのだ。
「ちっ、真似できるのか」
尚も戦いが続き、決着はつかずにいた。
第四十五話「油断」
その頃、神界では………
「今、儀式はどうなっていますか?」
「おぉ、五分前に終わっておるぞ」
「早く言ってくださいよ!それに本当に強くなったのか………」
フルパワーを出してみる悟飯。
吹っ飛ぶ老界王神。
「いきなり、フルパワーを出すな!!」
「すごい!!!」
と言って、謝りもせずにブウの所に向かった。
「まったく………親の顔が見てみたいわ………」
水晶を取り出して、悟空の顔を見る老界王神。
「くそっ、このままじゃ埒があかねぇ」
その時、猛スピードで悟飯がやって来た。
「悟飯!!!」
「父さん!!!」
悟飯が到着した。
「ここからはボクがやるよ、儀式が完成したんだ」
悟空はあの儀式のことを思い出し、どうするか少し悩んだが、悟飯に行かせた。
「はあっ!!!」
悟飯は超2化し、ブウに向かった。
段違いのスピード、そしてそこから繰り出す高速の拳。
ヒットしたものの、やはり完全に消滅させないとだめなので、すぐに元に戻った。
次に悟飯は、かめはめ波を放つ。
しかし、これは悟空戦で何度も見ているので、見切り、紙一重でかわされた。
次に魔閃光を放つ、かめはめ波とは段違いのスピード、パワー………
直撃はさけられたものの、ほとんど消滅しかけとなっていた。
「悟飯!とどめを刺せ!」
「もう、とどめを?フフ、まだ早いよ父さん、こんな奴はもっと痛めつけてやらないと」
超2化しているためか性格が悪くなり、鬼のような発言をする悟飯。
話しているスキにブウは復活していた。
悟飯は言葉どおり、殴る、蹴るなどの暴行を加え、痛めつけた。
そして、ブウは空中に飛び上がり、ラーニングした真気功砲を撃ちだした。
悟飯の動きが止められる。
ブウは自分の尻尾を伸ばし、悟飯に覆いかぶせ、体の中に取り込んだ。
「そ、そんな、うああぁぁぁ………」
悟飯が悲痛な断末魔を上げた………
「しまった!奴はピッコロを吸収したからあんな作戦が思いついたんだ………」
説明口調で台詞を言う悟空。
そして、その頃。
「新技開発完了だぜ」
そう言って、精神と時の部屋を出て行くヤムチャ。
それに同行する餃子。
第四十六話「ポタラ」
悟飯が吸収され、窮地に立たされている悟空の上にポタラが二つ降ってきた。
そして、老界王神の声が
「それをあのべジータとか言う奴につけさせるんじゃ、左だけな、そして、自分は右につけるんじゃ」
窮地に立たされている悟空は藁をも掴む気持ちでべジータの所に向かい、説得し、つけさせた。
その時、ヤムチャと餃子もいたが、二人はフュージョンが切れてすぐに出てきたらしく、三十分は無理らしい。
悟空は右耳にポタラをつけた。
まばゆい光に包まれ、超戦士ベジットが誕生した。
「カカロットとべジータでベジットってとこか」
そして、すぐにベジットはブウの所に瞬間移動した。
「俺はスーパーベジットだ」
そう言って、ブウに攻撃する。
高速の拳によりブウを捕らえる。
ブウはいくら悟飯を吸収しても、超戦士ベジットにはかなわなかった。
しかし、ベジットは自分の強さにより、油断し、悟飯の二の舞となってしまった。
「なんとかバリアを張れたか」
ベジットはバリアをして、吸収されずに済んでいたのだった。
「さて、ここはブウの体内か………」
ベジットがバリアを解く。
「あっ!」
すると悟空とべジータが分離した。
「なんだか知らんが、とりあえず元にもどれたか」
悟空とべジータは吸収された、悟飯とピッコロをはずした。
「あれっ」
ブウは自分のパワーが落ちてることに気づく。
そして、善の心のデブブウもいた。
「こいつをはずすとどうなるかな?」
「やめろ!俺が俺じゃなくなる!!」
その頃………
「これなら悟空とべジータで行けそうだな、計算狂ってフュージョンが切れた直後にでてきてしまったからやばかったが……」
それ以前の問題で日数を間違えていたことに気づけよと言いたくなるが……
第四十七話「地球消滅」
悟空とべジータはブウの体内から、悟飯、ピッコロ、そしてデブブウをかかえて、出て行った。
その時、ブウの体では異変が起こっていた。
デブブウを外したことから、善も悪もない破壊だけの純粋なブウになってしまった。
ブウは地球に向かってエネルギー波を放った。
見る見るうちに地球は崩壊していく。
悟空とベジータは悟飯達とともに神界に瞬間移動した。
その頃、ヤムチャも地球破壊に感づき、餃子、デンデ、その他、Z戦士達とブルマを連れて瞬間移動していた。
しかし、ブウにも気を感じる能力があるらしく、神界に向かって来ていた。
「後少しでブウが来る。その間に対策を練るんだ」
瞬間移動時にこっそりヤムチャの所につかまり、
死にたくないがためにちゃっかり天界に来て、神界に来て、ピッコロ級に偉そうな態度をしている。
「とにかく、これをつけるんじゃ」
そう言って、ポタラを悟空とべジータに差し出すが………
「俺達サイヤ人は一人一人で戦うんだ」
悟空、べジータは断り、今度はヤムチャと餃子に渡すと………
パラパラ………
ポタラを粉々にしたヤムチャと餃子。
「俺は砂漠の狼ヤムチャ様だぜ、そんな物は必要ない」
「ボクは白い超能力者餃子様だ、以下同文です」
ヤムチャと餃子はそう言って、ポタラを断った。
「なんてことを………手に入れるのに苦労するのに………」
クリリンは悟飯を持ち前の回復能力(第二十九話参照)で回復している。
天津飯はもちろんのこと、ブルマと悟天、トランクスも無視されている。
こうして、会議が踊っている間にブウが来てしまった。
「仕方あるまい、ここは………天津飯!!!真気功砲だ」
ものすごい形相でにらみつけながら、指示を送るべジータ。
「は、はいっ!真・気功砲!!!はぁっ!はぁっ!………」
一発目が当たらず、そのままブウに蹴られた。
「お……お……」
謎の声を上げながら、気絶する天津飯。
ここでヤムチャは
「ナメック星のドラゴンボールを使えないか?」
実は未来から来たヤムチャは元気玉で決めたのを思い出し、言った。
いつのまにか、顔だけ界王神で他のパーツはキビトになっている人がナメック星に掛け合い、コンタクトを取った。
ブウは今現在、べジータと餃子の手によって、なんとか足止めされている。
悟飯の戦闘能力…1億(超1で120億、超2で240億)
純粋ブウの戦闘能力…400億
ベジットの戦闘能力…1000億
第四十八話「最終決戦」
「一つ目の願いで、地球を復活させて、二つ目の願いで、地球の人類を復活させるんだ」
ヤムチャは元気玉のことを説明し、願いを叶えさせてもらい、地球人と話させてもらった。
「みんな、これから言うことをよく聞いてくれ、今、あの悪しき魔人ブウと戦っている
ここで、みんなの元気を集めて、魔人ブウを倒すんだ、みんな、手を上げてくれ」
悟空の元気玉がスタートし、ちょっとずつ集まっていった。
その頃、魔人ブウ………
「狼牙太陽斬!!!」
ヤムチャとデブブウも加勢し、食い止めていたが、餃子はもう虫の息で、後ろで超能力を使っていた。
「ヤムさん、ボクの超能力が効かない!」
ヤムチャは普通に無視していた。
「とっておきをみせてやらぁ!太陽操気斬!!!」
この技は太陽拳+操気弾+気円斬の無茶苦茶な技である。
円盤で操れて、なおかつ光を放つというもの。
とはいえ、あれだけ思わせぶりに製作してわりにはたいしたことはない。
光で目が眩んだブウにカーブしながら、切り裂く。
ブウは切れたものの数秒で元に戻る。
次にデブブウが肉弾戦を持ちかける。
「オラに元気を集めてくれ!!!」
必死の説得に集まりは大きくなってきたものの、このままではやばく、悟空もイライラしてきた。
餃子やべジータはもう瀕死だった、ヤムチャもちょくちょく攻撃をあびせられ、デブブウも体力が底をついて来た。
その時、悟飯がクリリンの手により復活した。
「魔人ブウ、貴様、さっきの恨みは返させてもらうぞ…!」
悟飯は超2化し、高速の拳を繰り出す。
当たってはいるものの余裕の表情のブウ。
「仕方ない、これで終わりだ!!!」
魔閃光を放つ悟飯、飲み込まれるブウ。
「口ほどにもなかったな」
悪100%の悟飯は油断していた………
その時!悟飯の背中に激痛が走る。
「バカな、魔閃光をくらって、生きているなんて………」
絶望するZ戦士達。
ブウは悟空を倒しに行った。
ヤムチャは立ちはだかり、ナメック星のドラゴンボールにまだ願いが残っていることに気づく。
「サタンをここに呼んでくれ」
咄嗟の願いだった、そしてかの世界チャンピオン―――ミスター・サタンが現れた。
状況をサタンに手短に話すと……
「貴様等ぁ、このサタン様の言うことを聞けんのか!私は魔人ブウと戦っている、みんな、力を貸すんだぁ!!」
あらぬことを言う世界チャンピオンだが……
「サタン!サタン!サタン!サタン!………」
サタンコールが巻き起こり、元気が一瞬にして、マックスに。
「いくぜぁ!!!」
元気玉が撃ち出され、即座に退くZ戦士達。
しかし、そんなに速くなく、ブウに紙一重でかわされてしまう。
「そ、そんな………」
「悟空!操れ!」
「無理だ………」
「しょうがねえな」
ヤムチャは元気玉の方に瞬間移動し、元気玉を剣で吸収し始めた。
「うおぉぉぉ!!!」
ヤムチャは吸収した剣で魔人ブウに斬りかかった。
「終わりだあぁーー!!!!」
エピローグ
「あれから一年経つのか……」
トランクスは過去を思い返していた。
「終わりだあぁーー!!!!」
ヤムチャの剣は魔人ブウを斬った、しかし、魔人ブウは悟飯からラーニングした魔閃光を放っていた。
同時だった。ヤムチャと魔人ブウは飲み込まれた。
ヤムチャは過去に行き、栄光を掴み、死んだのだ。
ドラゴンボールで生き返れると思われたが、四ヶ月後にピラフによる究極ドラゴンボール事件が起こり、生き返られなくなった。
トランクスは新しい仲間ギルとともにドラゴンボール集めをしていた。
青龍刀を片手に………
そして青龍刀は真に強い敵、邪悪龍…ベビー…などを倒す時、力を発揮し使われた。
ヤムチャは今も刀の中で生き続ける。
その名を飲茶刀と………
完