ヤムチャ〜砂漠の狼〜
第一話
3年後にやってくるという人造人間。Z戦士達はそれぞれ厳しい修行を始める。
そんな中、ピッコロに雑魚扱いされたヤムチャは・・・
「ちくしょう。つよくなってやる・・・」
ヤムチャはその日のうちにブルマに頼み、修行のための特殊装置を作ってもらう。
その装置とは、重力発生装置だ。
ゴクウが使っていたものに加え、古今東西、あらゆる厳しい環境を作り出す事の出来る
機能がついた。
「3年後、勝つのは俺だ!」
ヤムチャは右手を強く握り締め、天にかかげた後修行部屋に入っていった。
第2話
3年後、くらべものにならないほど強くなったヤムチャは
現れた人造人間と一番はじめに対峙する。
「孫悟空じゃない・・・。こいつはヤムチャだ。まぁエネルギーの足しにはなるか」
完全に自分をなめきっている人造人間に、ヤムチャは吼える。
「てめえらッッ!以前のデータなんざ無意味だぜ!オレ生まれ変わったんだ!」
そう言うとヤムチャは19号のどてっぱらに高速の突きを加える。腹を貫かれ、爆発する19号。
「な・・・なんだと・・・」
驚く20号はスキを見て、ヤムチャの首元を掴む。ヤムチャの気が、20号へと吸い取られていく。
「キャオラッッ」
ヤムチャは20号の手を握りつぶし、かめはめ波を撃つ。バラバラになる20号。
「ヤ・・・ヤムチャ、おめえ・・・」
その戦闘力に、助っ人に来たゴクウたちは驚く。
「次はお前らの番かな・・・」
仲間達の登場に不気味な笑みを浮かべるヤムチャ。戦闘力は極限へと達していた。