夜無茶(やむちゃ)
中国後期にいたとされている伝説の武道家
外敵の襲来がやむことの無い中国後期は夜無茶なるものが
幾多もの敵を返り討ちにしていたのは史実でも書き残されているように言うまでも無い。
しかし、夜無茶は無類の女好きであったため修行をせず女遊びをばかりしてどんどん堕落していった。
また、外敵が強くなっていくにつれ夜無茶では対応しきれなくなった。
そこで夜無茶は殺される前にやられたふりをすると言う苦肉の策を思いついた。
この策は成功し早くやられたふりをし、相手から笑いを取ることによって夜無茶は定年まで生き残る事ができた。
(この戦法が現在のお笑い芸人のボケのルーツになっていることはあまり知られていない)
しかし民衆からはこの戦い方は馬鹿にされ、この戦法を民は漏我風封拳などと罵った。
夜無茶なる名前の由来も、民衆が「夜は無茶をする男だが戦場では役に立たない男。」と、
皮肉った事が夜無茶の名前の由来になったと言う伝えも残っている。
現在の人気漫画ドラゴンボールのヤムチャなるキャラクターが
この夜無茶から来ているのは中国では良く知られている話である。
民明書房刊「今明かされる伝説の武道家」より