ヤムチャ摩訶不思議紀行
417 :ダブン駄文 :02/12/15 14:18 ID:midXjlkc
『ヤムチャ摩訶不思議紀行』
オレの名は『ヤムチャ』。
もともとは砂漠で盗賊家業をやっていたが、一人の男(といっても出会った時は少年だったが)との出会いをきっかけにオレの人生はめまぐるしい転機を迎えた。
天下一武闘会のこと、占いババの館のこと、ピッコロ大魔王のこと、そしてオレが命を落とした戦い、戦闘民族サイヤ人の地球来襲のこと・・・。
今は同じくサイヤ人との戦いで命を落とした仲間たちとともにさらなるレベルアップを目指して界王星へむかっている。
そう、ゴクウが修行し、さいや人たちとも張り合える力を得たという界王星へ・・・。
418 :ダブン駄文 :02/12/15 14:19 ID:midXjlkc
果てしなく続く蛇の道の果てに俺たちはついに界王星を見た。
瞬間、界王星の10倍の重力がオレの体の自由を奪う。
神様の下で修行したオレやテンシンハン、チャオズはおろか、あのピッコロまでもがどうすることも出来ず、界王星へ叩きつけられた。
ゴクウはココで修行したのか!?
なるほど、ここならサイヤ人に匹敵する力を手に入れることが出来るワケだ・・・。
しかし、こんなところに住んでいる界王とはいったい・・・。
419 :ダブン駄文 :02/12/15 14:19 ID:midXjlkc
なんとか立ち上がったオレたちの前に現れたオレたちの前に現れたのは1匹の猿のような生き物だった。
「あれが界王なのか?」
「・・・・・。」
「おい、動き始めたぞ!!」
その猿、いや、界王様は10倍の重力をものともせずに軽快な(?)足取りで歩き始めた。
「ホッホ、ホッホ、ホッホ」
「・・・もしかして、早速修行をつけてくれるんじゃないのか? あの動きを真似しろってワケだな。」
俺たちは界王様(?)の後に続いた。
420 :ダブン駄文 :02/12/15 14:20 ID:midXjlkc
「ホッホ、ホッホ、ホッホ」
「ホッホ、ホッホ、ホッホ」
「ホッホ、ホッホ、ホッホ」
「ホッホ、ホッホ、ホッホ」
小振りなチャオズの動きはまるでマスコットキャラクターのようなコミカルな動きで世の女たちがいかにも「かわいい!」と飛びつきそうな感じだ・・・。
その前を行くテンシンハン・・・・。
後姿しか見えないが、鍛え抜かれた肩の筋肉をいからせてのその動きは・・・邪悪だ。
この世のものとは思えない・・・。
さらに前にいるピッコロの動きはヤツが大魔王であることをオレに思い出した。
恐怖すら感じた・・・・。
怖いもの見たさというのだろうか、目を離すことが出来なかった。
しばらくその後姿を見ているとその大魔王が振り向きやがった!!
目が合った・・・・・。
サイヤ人と同じくらいの恐怖が電流となり体中を駆け巡った・・・。
この話はつづくのか・・・!?