偉大なるヤムチャ伝説2 もしヤムチャがあそこで、ああなっていたら編
ここは、世界の端の小さな島、ある男がこっちにやってきた。
「♪クールなまなざしホットなハート
オレが噂のナイスガイヤムチャさ♪」
ヤムチャだった。
ヤムチャは世界一周修行をやっていた。
「オレはこの修行でかなりつよくなったぜ、ん?」
ヤムチャは、地球人ではない異性人たちを見つけた。
ヤムチャは見つからないように、気配を消し近くの木の陰に隠れる・・・・。
ダーブラ「おい!そこにいる奴出て来い!」
ヤムチャ「ちっ!」
ヤムチャは、スッと木の影から出てくる。
ダーブラ「なんだお前は、今の話を聞いていたのか?答えろ!」
ヤムチャ「聞いてはいないが、お前たち宇宙人だな?
地球に観光旅行に来たわけじゃないんだろ。どうせこの地球を征服にでも来たんだろ?」
バビディ「征服ではない。破壊しに来た。」
ヤムチャは身構えた。
ヤムチャ「そんなことだろうと思ったぜ!そんなことこの、地球人ナンバー1の
ヤムチャ様がさせないぜ!」
宇宙船の中から新しい宇宙人が出てきた。
プイプイ「私にやらせてください。バビディ様。」
バビディ「じゃあお前に頼むよ。生かして返すなよ。ヒッヒッヒ」
プイプイ「ありがとうございます。おい、貴様覚悟しろよ。」
ヤムチャ「覚悟するのはテメェだ!いくぞ!狼牙風風拳」
ズドドドド!!!
ヤムチャの狼牙風風拳が次々に決まる。
勝負は誰から見てもヤムチャの勝利だった。
ヤムチャ「死ね!」
ドー−−−−ン
ヤムチャのエネルギー波によって 跡形もなく消える、プイプイ。
ヤムチャ「へっ。ザコが!
かかって来いよ。そこの2人。」
ダーブラ「バビディ様プイプイがやられてしまいました。あいつかなりの腕です。
正直私も勝てるか分かりません。」
バビディ「それほどのものか・・・・くそっ!あと少しで魔人ブウの復活だったのに!!
ダーブラ「あいつに、少しでも悪の気があれば、バビディ様の呪文で仲間にできるのに・・・・。」
バビディ「そうかそれだ、ちと、調べてみるか・・・・。
・・・・・・・。
あったぞ!少しだがあったぞ。ヒッヒッヒ。
おっ!寝ってる力があるからそれも呼び起こしてやろう。」
ヤムチャ「こないなら、俺から行くぜ。
・・・!!!
ぬおっ!ぐわー−−−−。ぐおおおおおお!!!!
ヤムチャの頭の中で激痛が走る。
ヤムチャはバビディたちを殺そうと
エネルギー波を撃つが、狙いが定まらず当たらない・・・・。
「外が騒がしいな」と・・・・宇宙船から出て来たヤコンは
ヤムチャのエネルギー波により死亡・・・。
ヤムチャの頭の中で、2つの意識が対立する。
「オレは地球人最強だ。こんな奴らに支配されるな。」
「なれよ。こいつらに支配されると、
眠ってる力も起こしてくれると言ってるじゃないか。」
後者の方がやや意識が強かった・・・。
その瞬間、ヤムチャの頭の中で今までのことが思い出される。
ふられた事・・・・・。
天津飯に足を折られた事・・・・。
天下一武道会で、足元がお留守と大観衆の前で言われた事・・・・・。
あの世で見ていたがサイヤ人戦が終わり、クリリンがブルマに、
「いえ、ヤムチャさんはサイヤ人と戦ってません。
戦う前のかませ犬みたいな奴に・・・・。」と言われた事、
蛇の道で、ゴクウに無視された事・・・・。
界王様に修行を教えてもらうため、ペコペコするヤムチャ
未来に行って、トランクスに気絶させられた事・・・・。
ウルフハリケーンが売れなかった事・・・・。
全てのヘタレな時が思い出された瞬間、
ヤムチャの頭のひたいに
バビディの紋章が浮かび上がったのだった・・・・。
ヤムチャ「ハアハアハア・・・・・・。」
偉大なるヤムチャ伝説2 もしヤムチャがあそこで、ああなっていたら編
ヤムチャの頭のひたいにバビディの紋章が浮かび上がったのだった・・・・。
ヤムチャ「ハアハアハア・・・・・・。」
ヤムチャは、自分でも怖いほど強くなっていた。
ヤムチャ「さて、きさまらには死んでもらおう」
バビディ「何!?僕の呪文が効かないのか?」
ヤムチャ「死ね!」
ドン!!!ヤムチャは地球の危機を救った!
ヤムチャ「オレは宇宙だー」
ドーン・・・。
ヤムチャはベットから落ちた・・・・。
ヤムチャ「あれ!?夢?」
もしヤムチャが、かなり強くてさらに、
バビディの呪文によってさらに、強くなったら
夢落ちで終わるでしょう・・・・・。