チャムヤとともに〜スーパーコンビ!ヤム&キュイ!〜
742 :チャムヤ :03/12/14 20:28 ID:UVI0O5/s
チャムヤとともに〜スーパーコンビ!ヤム&キュイ!〜
第一話ブランチにて、大御所と・・・・
1月22日、ミニコーナーを担当することになったヤムチャとキュイ、2人は打ち合わせをやっていた。
担当D「君たちにはこのコーナーで企画に合わせたミニコントをってもらう、コントの内容は君たちしだい、
ないようはリハで見せてもらう。今回企画は蟹特集だ、頼んだぞ!!」
去ってゆくディレクタ-、
ヤムチャ「さて、どうするキュイ。」
キュイ「蟹か〜。初めてのレギュラー、落とされるわけには行かんぞ!」
ヤムチャ「思いついた!おまえと俺が蟹でどっちが漁師につかまうかせりあうってゆうのは?」
キュイ「せりあうってありきたりだな、話し合うにしないか?」
ヤムチャ「それいいな、じゃあまず・・・・・」
着々と内容を決めていくヤムキュイ。
AD「本当に大じょぶですかね〜、あいつら。」
ディレクター「当たり前だ!違ったら困るぞ!亀芸能社一押し新人芸人なんだからな!」
ミニコーナー5分前、リハは上々の出来で終わった。
ヤムチャ「どうどうと行こうぜ!世間にヤムキュイ=面白いのイメ-ジを植え付けてやるんだ!」
キュイ「そうだ!480KBだしたじゃないか!」
AD「ヤムキュイさんスタンバイお願いしま-す、5,4,3,2、―」
界王「はい、今日から始まる新コ―ナ―、ヤムキュイ特集コントじゃ!」
ヤムキュイ「今日は!ヤムチャンキュイチャンです!」
ヤムチャ「沖縄出身ヤムチャです!シ−サ−サ!」
キュイ「おまえ福岡だろ!名古屋出身キュイです!よろしくお願いします。企画コント蟹たちの戦い」
ヤムガニ「わ!漁師だ!えさ来た、おまえつかまれよ!」
キュイガ二「やだよ!俺こないだ親戚のズワイガニのギロさんつかまっちゃったもん、おまえ捕まれよ!」
743 :チャムヤ :03/12/14 20:29 ID:UVI0O5/s
ヤムガニ「何言ってんだよ!俺だって友達の鮭のロバ−トが捕まって後から骨が落ちてきたんだぞ!おまえだ!」
・・・・・・・・・・・・・・本番終了・・・・・・・・・・・・
コントのできは上出来、ディレクタ―の評判も良かった。
本番終了後、二人は界王様の楽屋に向かった。
ヤムキュイ「ありがとうございました。」
界王「よかったぞおまえら!素質があるよ!」
続いて、中堅べジ―タのところへ行った二人、、、
べジ―タ「良かったぞおまえら、今度俺がはじめるコント番組に若手レギュが欲しかったんだ、やるか!」
ヤムキュイ「もちろんです!有難うございます。」
べジ―タ「事務所に連絡を入れておく、頼んだぞ!」
キュイ「やったな!あの番組、ゴ−ルデンらしいぞ、俺たちもついにゴ−ルデンか!」
ヤムチャ「よっしゃ〜〜〜〜!がんばるぞ!」
彗星のごとく現れたヤムチャンキュイチャン、その後の活躍は目覚しかった、1年後、彼らは冠番組を持つ・・・
次回に続く
21 名前:チャムヤ[sage] 投稿日:03/12/28 17:52 ID:M2/c8n0w
チャムヤとともに〜スーパーコンビ!ヤム&キュイ!〜
第二話冠番組
ブランチミニコ−ナ−が始まって1年後、ミニコ−ナ−は終わったがなんと二人に冠番組の依頼がきたのだ。
キュイ「おい!それほんとかよ!」
ヤムチャ「ああ、今朝事務所から電話が来た。最近予定がどんどん増えてきたからな!4月に冠はじまるころにはジャ−マネもつくらしいぜ!」
キュイ「ジャ、事務所でな!」
事務所につくとプロデュ−サ−が待ち受けていた。
プロデュ−サ-(プロ)「話は聞いていると思うが、番組まであと1ヶ月。
企画を説明しようと思う。」
チェア-に腰掛ける2人、
プロ「これは素人さんから送られてきたビデオレタ-を元にゲスト5人とト-クや
コントをやる番組だ第一回のゲストにはピッコロさんなどを予定している。」
ピッコロ、その大御所の名前に打ち震える2人、子供のころテレビで見てたあの人
と共演ができるなんて、しかもデビュ-2年目、たった2年でここまでくるなんて想像もしなかったことだ。
プロ「そこでだ、君たちは何か出されたものでアドリブなんかが苦手そうだからな、
初回のビデオを一本もってきた、うちでよく見てコメントを考えておいてくれ。」
3日後の空き日にヤムチャがビデオのあるキュイのうちに出向いた。
最初の投稿の内容は盗みをしようとしたけどできなかった人からだった。
これを見てヤムチャがコメントを思いついた。
ヤムチャ「これいいじゃんか、俺昔チョット盗賊やってたんですけどね-なんでも
盗んでましたよ-、なんていえばいいんジャン。」
22 名前:チャムヤ[sage] 投稿日:03/12/28 17:54 ID:M2/c8n0w
キュイ「そりゃだめだろ!盗賊やってたなんていったら一気にイメ-ジダウンだよ!へたすりゃ捕まるぞ!」
二人は悩んだあげく今一緒にゴ-ルデンをやってるべジ-タさんに相談してみることにした。
ヤムチャ「どうですかね-、べジさん?」
べジ-タ「そんなことよりお前ら冠持つのか世!そういう時はちゃんと今まで世話
になった大御所さんとかに電話一本ぐらい入れといたほうがいいぞ!
そうそう盗賊のけんな、ウ-ン、そのねたはあと10年とっとけ!10年
もたてば時効だってことで笑って終わりだよ!」
べジ-タは笑ってそのことを見過ごしてくれた、ありがとうべジ-タさん、二人はトイレで涙を流しかえっていった。
べジ-タ「キュイ、お前が世界征服軍団に入ってたことも封印しとけよ!じゃあな!」
コメントをしっかり考えた二人についに冠収録のときがやってきた、ゲストはピッ
コロさん、同期の天&チャオ、結婚したての女性タレント波花子(18号)さんだ。
プロ「君たちには期待してるよ!さあ、本番10秒前スタンバイ!スタンバイ!」
3,2,1、Q!収録が始まった、ゲスト紹介、自己紹介、番組説明と続きついに
試行錯誤を繰り返した一本目のVTRのときがやってきた。
「ヤムキュイキュウッ!」
---VTR終了---
イキュ「いや-どうでしたかピッコロさん。」
ピッコロ「ウ-ン、根性の無いやつだな!」
ヤムチャ「いや-盗みはだめでしょ!正しいんですよこのひとは。」
テレビを見ている人には何気ない一言だったかもしれない、それは当然のことだった
からだ、何年後かに、ヤムチャか誰かが昔盗賊をやっていることを言ったら、
「なんだこいつ、昔あんなことを言ってたくせに!」なんて思われてしまうかもし
れない、この世界はイメ-ジだ、たとえ嘘をついてもいい、イメ-ジの為なら。
なんて解釈をしていた、だがキュイは違った、いつかこのことを言わなければ
という解釈をしていた。このコンビの考え方のずれが、後々大きな問題を引き
起こすことになる。彼らは半年後、ついにばら売りされることになる。
167 名前:〜スーパーコンビ!ヤム&キュイ!〜[sage] 投稿日:04/09/28 21:45 ID:1f8vCjfs
最終話 バラウリロックンロール
初の冠から半年後、彼らはばら売りをされることになった、先にピンとして
スタ−トをきったのは、ヤムチャのほうだった。
キュイよりも人望が厚く、華のあるヤムチャが先に売れるのは当然のことだったのかもしれない
それと同時に2人の番組も増え、世間からは「なぜあの面白くないキュイとかいうやつが
売れているんだろう?」
という声が出はじめていた。ところがどっこい!ヤムチャのばら売りから1年後、
なんとキュイのばら売りがされることになったのである。
キュイ「ついにきまったよ。」
ヤムチャ「よかったじゃないか」
キュイ「まさかゴールデンとはな。世間には俺を面白いと思うやつがいてくれたって事かなぁ?」
ヤムチャ「かもな。キュイ、、、」
168 名前:〜スーパーコンビ!ヤム&キュイ!〜[sage] 投稿日:04/09/28 21:45 ID:1f8vCjfs
ヤムチャはタバコを一本取り出し言った。
「この番組、今クールで終わりらしいぜ。」
キュイ「な、なんだって!!!二人でやってる中では一番人気のある番組のはずだったのに!」
ヤムチャ「あと一ヶ月でほかの2本も終わる。まあ、おちこむなよ。」
キュイ「お前が、お前がいけないんだ!!」
ヤムチャ「あ!?」
キュイ「お前が自分一人の番組にばかりウェイトをあてすぎたんだ!!」
ヤムチャ「そ、そんなおまえ!!」
コンビ解消...
突然すぎる出来事であった。メディアはいっせいに取り上げた。
ヤムチャもキュイもピンの番組はいつもどおり続けたが、もうそこにヤムチャンキュイチャンの
姿は無かった。
なんとこの直後、キュイが自らの番組でとんでもないことを発言する。
キュイ「あの男はねぇ、盗賊やってたんですよ、盗賊。」
この発言をきっかけに、ヤムチャは世間から干され番組も一本もなくなってしまった。
キュイの一人勝ちと思いきや、この後すぐキュイの番組もなくなってしまった。
キュイ「くそ!ごめんよヤムチャ、俺が間違ってた、俺たちは二人で一人前だったんだ。すまなかった!!」
ヤムチャはその後一般人に戻り、キュイもいつのまにかブラウン管から姿を消したという。