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ヤムチャのちょっと活躍する話



第一話「ヤムチャ 手も足も出ず」

そのころ・・・

サイヤ人の二人と、悟飯、クリリン、ピッコロの三人は悟空が現れるのを待っていた・・・3時間だけ・・・
ピッコロ達はサイヤ人が襲来してきてすぐに集まりサイヤ人が現れるのを待ち、そして6匹のサイバイマンを倒した後、
サイヤ人の一人、ナッパの圧倒的パワーにより天津飯・チャオズが殺されてしまった後だった。
・・・皆悟空が現れるのを心待ちにしていた。ヤムチャのことは考えもせず・・・

「待たせたな。」
悟空を待つ5人の前に一人の男が現れた。そう、今まで修行をしていたヤムチャだった。
「ヤ、ヤムチャさん・・・」
クリリンはヤムチャに事の経緯を説明した。
クリリンの話を聞くと、ヤムチャは修行を遅らせてしまったせいがゆえに天津飯とチャオズを死なせてしまった自分に腹が立った。
「ちっ・・・孫ではなく貴様だったとはな・・・」
ピッコロは駆けつけてきたのが悟空ではなくヤムチャだったことにがっかりしていた。
ピッコロの計算にはヤムチャは足手まといだったからだ。

「3時間が過ぎた。ムダだったようだな。おくびょう者のカカロットはこなかった」
ベジータはスカウターをはずし、ピッコロたちにそう言った。横では天津飯の最後の力を込めて放った気功砲を食らってボロボロになった戦闘服を脱ぎ捨て、戦闘の体制を整えていた。
「一人増えたようだが・・・ベジータ、こいつもやっちまっていいのか?」
「ああ。たいしたことはない。戦闘力1000程度だ。」
雑魚が増えても大したことはない。ナッパとベジータは余裕だった。
「俺にいかせてくれ」
ヤムチャはピッコロ達に一人でナッパに立ち向かわせてくれ、こう頼んだ。
「無理だ!ヤムチャさん」
「貴様では犬死にするだけだ」
ヤムチャの願いにクリリンとピッコロの二人は反対した。
「すまん、一生の願いだ。それにクリリンは一回死んでいるから生き返れないしピッコロ、お前が死んだらドラゴンボールがなくなる。」
ヤムチャはそう言い二人を説得すると、ナッパに向かっていった。

第二話「ヤムチャの静かな怒り」


「ほう・・・一人で向かってくるとは命知らずの馬鹿じゃねえか」
ナッパは一人向かってきたヤムチャをそう馬鹿にすると、思いっきり振りかぶった。
「これは挨拶がわりだっ!!」
振りかぶった手をヤムチャに振り下ろすナッパ。
しかし、ヤムチャはそのパンチを難なく避けると素早くナッパの背後に回り、蹴りをぶちかましていた。
「!?」
一瞬、何が起きたのかわからなかったナッパは驚いた表情で後ろを向く。
「どうした?もう攻撃は終わりか?」
ヤムチャはにやりと笑い、ナッパにそう問いかける。
すかさずナッパは攻撃をしかけるが全てかわされてしまった。
「おかしい・・・あの地球人の戦闘力は1000足らずだったはずだ」
ベジータはもう一度スカウターをつけ、ヤムチャの戦闘力を測った。・・・その時だった。
「!?」
「な・・・なんだ!?こ、この気は・・・とんでもない気がとおくから近づいてくる・・・!!」
「ほ、ほんとだ・・・す、すごいけど懐かしい気だ・・・」
「孫悟空だ!孫悟空がやってくるぞ――!!」
「お、お父さんが来てくれる・・・はやく!はやく!」
「悟空の奴・・・遂に来たか・・・」
ナッパと戦闘中のヤムチャも悟空の気に気づいていた。
しかし、この悟空の気が災いした・・・
その「気」は、ベジータのスカウターもとらえていたのだ。
「ナッパ!奴らを殺せ!手をくまれるとやっかいなことになりそうだ!」
塵でも集まれば山となる。ベジータは戦いが長引くのを恐れ、ナッパにそう命じた。
「し、しかしドラゴンボールのことは・・・?」
そうだ。サイヤ人達はドラゴンボールが目的で地球に来たのだ。ナッパはベジータに聞いた。
「かまわん!俺に考えがある!」
ベジータはピッコロの故郷、ナメック星に行けばもっと強力なドラゴンボールが手に入る。そうナッパに説明し、ナッパを納得させた。
安心したナッパはピッコロ達を殺そうとする。そんなナッパにヤムチャが立ちはだかった。

次回、「動き始めたヤムチャ」

第三話「動き始めたヤムチャ」

「すまんな。お前らにこれ以上殺させるわけにはいかない。」
そういうとヤムチャはナッパに攻撃を仕掛けた。
素早い攻撃に翻弄されるナッパ。悟空はもうそこまで近づいている・・・

あわてたナッパはヤムチャと一旦間合いを取るべく後ろへ退いた。
すかさずナッパとの間合いを詰めようとするヤムチャ。
その時、ナッパはすさまじいエネルギー波をはなった。

しかし、狙った場所はヤムチャではなかった・・・

「う、うわぁぁぁぁぁ!!」
そう、後方に控えていたクリリンと悟飯だった。
ヤムチャは急いでクリリンと悟飯を救おうとするが、間に合わない。
もう、終わりだ・・・・!!
その時だった。

「!!」
「ピ・・・ピッコロ・・・さ・・・ん・・・」
「に・・・げ・・ろ・・・悟飯・・・」
なんとピッコロが悟飯をかばったのだった。あわててピッコロの元に駆け寄る悟飯。
「ご、悟飯・・・お、俺とまともに話をしてくれたのはお前だけだった・・・きさまといた数ヶ月・・・わ、わるくなかった・・・ぜ・・死ぬなよ・・・悟飯・・・」
そう言うとピッコロは息を引き取った。号泣し、怒り狂う悟飯。しかし、怒りに身を任せ放った魔閃光もナッパに簡単に弾き飛ばされてしまった。
魔閃光で力を使い果たしてしまった悟飯。だが、怒っていたのは悟飯だけではなかった。

「許さないぞ・・・貴様ら・・・」

次回「ヤムチャ、虫の息!!」

第四話「ヤムチャ、虫の息!!」


「あいつらがサイヤ人か・・・」
遂にたどり着いた悟空。クリリンと悟飯は悟空に駆け寄る。
怒りが頂点に達していたヤムチャだったが、ここはひとまず悟空の元へ行った。
「そんなことが・・・」
悟空は事のいきさつを聞くとヤムチャと同じく遅れてきた自分を呪った。
そして、ヤムチャと同じく一人で戦わせてくれと言った。それに反対をしたのはヤムチャただ一人だった。
「ナッパとかいう奴はこの俺が倒す。」
そう言って聞かなかったのだ。
何とかヤムチャを説得しようとするクリリンであったが悟空はナッパとヤムチャが戦うことを承諾した。
なぜ?と問うクリリンだった・・・が、悟空は悟っていたのだ。ヤムチャの力を・・・
「カカロットではなく貴様が相手か・・・ふざけるな!」
そう言い、ヤムチャに再び襲い掛かるナッパ。ヤムチャはまたも全てかわすと、とある構えに出た。
・・・・そう・・・・「狼牙風風拳」の構えだ。
「狼牙・・・・風風拳!!」
ヤムチャはすさまじい速さでナッパに拳を叩きつける。ひるむナッパ。だが、ナッパも馬鹿ではなかった。
「足元がお留守だぜぇっ!!」
そう、狼牙風風拳は凄い速さでの拳のラッシュの技。ナッパは瞬時にこの技の弱点を見抜き、足払いを放った・・・
・・・が、ヤムチャはその足払いを完全に読んでいた。

「狼の武器は拳じゃねえ・・・牙だ!!」

なんと、足払いで倒れこんだと思うと、両手で地面を蹴り、ナッパの首・・・頚動脈に「噛み」ついていった。
「ぐおおおおおお〜〜〜〜!!??」
ナッパの首からすさまじい血が吹き出る。あっけにとられる悟空達。ヤムチャはにやりとほくそ笑む。
「く、くそぉぉぉ・・・」
怒り狂うナッパ。血は少しずつだが止まっていっている。さすがサイヤ人、回復力も地球人の比ではない。
「このくらいではやられんか・・・では、本気をみせてやる」
そう言うとヤムチャは気を集中し始めた

次回「狼牙風風拳の謎」

第五話「狼牙風風拳の謎」


「狼牙風風拳!」
ヤムチャは気を集中し、その構えに出た。
ふざけるな、と怒っていたナッパだがそこは戦闘民族。ヤムチャの真の力が気になるらしく、ベジータがヤムチャの戦闘力を測るまで攻撃をせずに待ち構えていた。
ピピ、ピピピピ・・・
スカウターがヤムチャの戦闘力を測り終える。その数字を見たベジータはニヤリと笑い、ナッパにこう言った。
「ふん。がっかりしろ。たった2000程度だ」
ベジータの言葉を聞くとナッパは余裕の表情でヤムチャに襲い掛かっていった。
この油断がナッパの命取りだった。
襲い掛かるナッパ。ヤムチャは落ち着いて右手を上げた。降参か?相手を舐めきりそうつぶやくナッパ。
しかし次の瞬間、ヤムチャの上げた右手の上に円盤状の気の塊ができていた。
「まっ、まさか・・・!?」
このヤムチャの動きに真っ先に驚いたのはクリリンだった。それもそのはず。ヤムチャが今、使おうとしている技はクリリンが苦心の末会得した技にそっくりだったからだ。ヤムチャは、ナッパが自分の間合いに近づいた瞬間、その円盤状の気をナッパにめがけて放った。
「ふん・・・くだらん技だ。」
もはや相手を舐めきっており、技を体で受けきろうとするナッパ。
「ナッパよけろ!!」
体で受けようとしていたナッパだったが、ベジータの叫びにより紙一重という所で避けた。ヤムチャの技はナッパの顔をかすめ後ろの山を切り落としていった。
「あのバカめ・・・どういう技か見切れんのか」
油断しきるナッパにあきれるベジータ。
「お、おのれ〜!」
さらに怒ったナッパは、エネルギー波をヤムチャに叩きつけようと、右手を振りかぶった。
しかし・・・・
ヤムチャは、指先くるっとまわし、こう叫んだ。
「狼牙操気斬!!」
ザンッ!!
なんと、ヤムチャの放った「円盤状の気」は、ナッパを追尾していたのだ。背後に迫っていたのに気づかなかったナッパはその瞬間、腕を切り落とされていた。
「ぐ、ぐああ・・・・!!」
腕を切り落とされ、悶絶するナッパ。誰もが予想もしていなかった展開に、皆驚いていた。
自分の勝ちを予感していたヤムチャを除いて・・・

次回「天下分け目の超決戦!!」